ギターを機内に持ち込みたい!? ANA接客コンテストに見る地上業務の技術と難しさとは(写真36枚)

社長も高評価「羽田のスタッフに敬意を」

 入賞者は、審査員特別賞に国際線6課の齋藤綾乃さん、国内線準グランプリに国内線2課の田中侑衣さん、国際線準グランプリに国際線4課の河北真貴さんが選ばれ、そして栄えあるグランプリは国内線1課の寒川綾乃さんが受賞しました。

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実技で杖をついた高齢者の乗客対応を行う寒川さん(2017年9月27日、石津祐介撮影)。

 寒川さんは、杖をついた足もとのおぼつかない高齢者の乗客対応というシュチュエーションで、実技では車いすを勧めるなど丁寧な対応を行い、「高齢化社会で車椅子利用のお客様も多く、安心を感じていただくと共に安全が一番の責務と感じています」と感想を述べました。またグランプリ受賞に際し、「受賞できて感無量です。コンテストに参加して、羽田の接客品質は非常に高いと感じました。これからも切磋琢磨して、これがゴールではなくスタートだと思ってがんばりたい」と話しました。

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コンテストでグランプリに選ばれた寒川綾乃さん。
同僚の応援にも熱が入る。
「羽田の力を実感したコンテストだった」と総括した浅井社長。

 最後に挨拶に立ったANAエアポートサービスの浅井晶 代表取締役社長は「このコンテストで、あらためて羽田の力を実感した。離発着の多い羽田で頑張っているスタッフに敬意を表したい」とコンテストを締め括りました。

【了】

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Writer: 石津祐介(ライター/写真家)

専門誌を中心に、航空機の取材、撮影を行うライター、写真家。国内外を問わず世界各地の空港やエアショーなど取材。航空機以外にも野鳥、アウトドア、旅行など幅広いジャンルの取材を行っている。

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