ANAの「モヒカンブルー」って何? もうひとつのコーポレートカラー、名前の由来とは
ANAのコーポレートカラーは青ですが、ロゴや飛行機には2色の青が見られ、メインの濃い青に寄り添う薄い青は「モヒカンブルー」と呼ばれます。なにゆえそのような名前で呼ばれているのでしょうか。
「モヒカン族」ではなく「モヒカン刈り」のほう
ANA(全日空)のコーポレートカラー(企業を象徴する色)といえば青ですが、ひと口に青といっても、濃い青と薄い青の2色が使われています。メインは濃い青のほうですが、同社の飛行機の塗装やロゴマークを見ても、必ず薄い青が控えめに添えられています(特別塗装機などの例外もあります)。
この薄い青は「モヒカンブルー」と呼ばれ、かつては広く知られていたといいます。ただし、JIS規格における「物体色の色名」にその名前はありません。「モヒカン」といえば髪型の名前か、北米の先住民であるインディアンの部族名ですが、なぜANAはコーポレートカラーにその名前を使っているのでしょうか。ANAに聞きました。
――なぜ「モヒカンブルー」と呼んでいるのでしょうか?
現在コーポレートカラーの基調としている濃い青色が登場する以前に、機体のラインカラーとして使用していた色で、そのラインの引き方にちなんだ名称です。当時の当社機は、機首から尾翼にかけて薄い青色のラインが引いてあり、これがモヒカン刈りのように見えることから「モヒカン塗装」「モヒカンジェット」などと呼ばれていました。
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ちなみに一般的な色の名称としては、「モヒカンブルー」はセルリアンブルーになるそうです。
モヒカン刈りって、モヒカン族の髪の刈り方に由来していたはずですので、モヒカン族とモヒカン刈りを別物とするのはおかしいと思いますが。
モヒカンといえば「ひゃっは〜」な方々だし、セルリアンといえばジャパリパークののけものだね。
モヒカン塗装が似合うのは、727とトライスターだと思う。
センターのエンジンが良いアクセントになるんだ。
逆に777をモヒカンにしても、あんまし面白くないかと。