ANAの「赤ちゃんが泣かない」フライトとは? 全乗客赤ちゃん連れの飛行実験を実施(写真33枚)
「周りに迷惑なのでは」少ない赤ちゃん連れのフライト利用
小さな赤ちゃんを持つパパとママは、「子どもが機内で大泣きするんじゃないか」という不安から、飛行機による移動を避けている傾向にあるようです。ANAのデータによると、3歳未満の子どもを連れたフライトの利用は国内線で1.6%、国際線ではわずか0.8%となっています。国内線では、座席を使わない場合は無料であるにもかかわらず低い数字です。これらのことから、赤ちゃん連れのフライトには潜在的な需要があるということです。
今回のフライトでは、コンビからベビーマグやタブレット菓子(錠菓)が提供され、マグで赤ちゃんに飲み物を飲ませたり、タブレットをなめさせたりすることで唾を出させ、飲み込む動作によって耳抜きをうながし、気圧の変化による耳痛が緩和されるかを検証しました。
また東レとNTTは、生体情報を測定できる機能素材hitoeを赤ちゃんに装着してもらい心拍数などをチェック。そこから得られるデータを元に、赤ちゃんの状態を表す専用アプリでモニタリングを実施しました。
今後は、今回のトライアルで得られたデータを元に分析や検証を行い、新たな製品開発に活用したいとのことでした。
CAのサービスと馬鹿なオッサンをどう抑えるか。