姿消すJALグループ最小ジェット機CRJ200 じゃじゃ馬、軍用機エンジン…関係者は語る(写真55枚)
日本の航空会社から姿を消す「リージョナルジェット」の先駆け、ボンバルディアCRJ200。J-AIRがその退役を記念したツアーを行い、パイロット、CA、整備士が画期的だったという同機について語りました。
「リージョナルジェット」、この飛行機から
史上初の50人乗りリージョナルジェット(かんたんにいえば短距離ジェット機)、ボンバルディアCRJ200が2018年1月、日本の航空会社から姿を消します。
CRJ200は1989(平成元)年に開発が着手された飛行機で、日本の航空会社で現在これを運用しているのは、JAL(日本航空)グループのJ-AIRのみ。全長26.8m、全幅21.2m、全高6.2m、座席数は50と、JALグループ最小サイズのジェット機です。ちなみに、145席の小型ジェット旅客機ボーイング737は全長36.4m、全幅28.9m、全高11.1m(数値はJALのB737-400)。J-AIRによるとCRJ200は画期的な飛行機といわれ、この登場によって「リージョナルジェット」という言葉が生まれたそうです。
J-AIRはCRJ200を2001(平成13)年より導入し、最大9機を所有していましたが、古くなったことなどから2016年より順次退役。全機の退役まで約1か月になった2017年12月26日(火)、「ボンバルディアCRJ 退役記念チャーターツアー」を実施しました。
ツアーは1泊2日で、伊丹空港格納庫でのCRJ200見学、特別なルートでのCRJ200チャーターフライトなどを楽しむもので、料金は羽田発13万4000円、伊丹発11万4000円(1室2名)。販売したジャルパックによると、発売から約1時間で完売。7歳から60代までの32名(男性27、女性5)がツアーに参加したそうです。
全長でいうなら、500系先頭車両並み?まあ直径は500系の方が細いと思うが。
右エンジンの整備に手間がかかる理由を補足してほしかったな。
確かに。そもそもA-10も基本的なエンジン装備要領はCRJと同じはずで、しかも前線基地での繰り返し運用が可能なようにあまり整備に手間がかからないように設計されているはず。
リージョナリズムを掻き立てそうな雄姿