「飛行機の墓場」、どんな場所? 米モハベ空港、集められた古い飛行機のその後(写真20枚)

世界にはいくつか「飛行機の墓場」と呼ばれる場所があります。アメリカ カリフォルニア州にある「モハベ空港」もそうした場所のひとつ。どのようなところなのでしょうか。

モハベ空港、そもそもどんなところなのか

 モハベ空港の正式名称は「Mojave Air & Space Port」というもので、「Space Port」(宇宙港)の名の通り、ヴァージンアトランティック社(イギリス)をはじめとする宇宙船の母港でもあり、開発や整備を行う拠点も敷地内にあります。このほか、アメリカ国立のテストパイロット養成学校(NTPS)や、そこで使われた訓練用飛行機のモニュメントなどもあります。

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サーブTF-35XD「ドラケン」。テストパイロット養成学校の訓練用飛行機として使用された(2017年11月、加藤博人撮影)。

 モハベ空港は現在定期便の就航はありませんが、自家用飛行機の発着場として利用されています。また、映画のロケ地としても利用頻度が高い場所です。ハリウッド地区から100マイルと比較的近く、航空機で大型機材を直接、搬入できる利便性の高さも評価されているようです。これまで、『ダイ・ハード2』や『24』など、様々なアクション映画やテレビドラマのロケ地として使われてきました。

 そして「Airplane Boneyard」(飛行機の墓場)と名付けられたこの場所は、モハベ空港の敷地内にあります。とにかく広い場所。地図で見てみると、飛行機の墓場だけで700m×1000mほどのスペースがありそうです。もちろん、いま以上に広がっても大丈夫そう。解体を待つ機体、中古航空機として第二の人生を待つ機体、売却先が決まって整備や塗装を待つ機体…様々な事情の航空機が並んでいます。

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