銀座線1000系車内で子どもたちが描いた「未来の地下鉄駅」 紙の線路を鉄道模型が走る(写真12枚)

なぜ本物の車両内でイベントを?

 できあがった「未来の地下鉄駅」は、大手町駅にジャイアントパンダが4頭いたり、地下鉄駅構内に飛行機が飛んでいたり、サンタクロースが空を飛んでいたり、予想外すぎる発想のものばかり。

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「幻の駅」ともされる万世橋駅を描いた少年も。
子どもが描いた未来の大手町駅。
多くの鉄道知識を持った子どももいて、元気いっぱいに説明へ切り返していく。

「未来の地下鉄駅」は、八木澤さんと学生スタッフらが、つなげて環状線の「線路」にしていきます。模型の電車が途中で止まることのないよう、何度かの「試運転」が慎重に行われ、手作りの線路に電車が走ると、子どもたちは大興奮。さらにそのあと、東京メトロ社員から1000系特別仕様車の説明を受けた折にも、楽しそうに耳を傾けていました。

 ところで、今回のワークショップが車両の中で行われることになったきっかけは、何だったのでしょう。そこには、八木澤さんの「鉄道と絵を描くことが好き」という思いがありました。鉄道と絵を描くことを合体させてみたいと、前々から思っていたのだそうです。

「八木澤さんの思いと、特別仕様車を活用したいと考えていた東京メトロの思いとが合致して、この場所でイベントを開催することになりました」(東京メトロ)

 ちなみに、参加者へ配られたお土産には、非売品の「かみてつ」線路や、その線路に電気を流すための配線や電池などが入っており、参加者は家に帰ったあと、自分だけの「かみてつ」をつくれるようになっています。家に帰ったらさっそく「かみてつ」を組み立てて遊ぶことを、うれしそうに母親へ話していた少年の姿がとても印象的なイベントの終わりでした。

【了】

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