新型新幹線「N700S」出荷! まもなく東海道・山陽新幹線で試運転開始!(写真43枚)

東海道・山陽新幹線の次世代車両「N700S」の“出荷”が始まりました。JR東海が、★約40t★の車両をトレーラーへ積み込む様子を報道陣へ公開。まもなく量産車の製造と営業運転に向けて、試運転が始まる予定です。

愛知&山口生まれの次世代新幹線

JR東海 浜松工場へ“出荷”される次世代の東海道・山陽新幹線「N700S」確認試験車(1分38秒)。

 東海道・山陽新幹線の新型車両「N700S」。その“出荷”が行われています。

 JR東海は2018年2月17日(土)、同社グループの車両製造工場である日本車輌製造(愛知県豊川市)で、その様子を報道陣へ公開。N700Sの先頭車両がクレーンでつり上げられ、トレーラーへ積載されました。道路が空いている深夜、一般道を走って、およそ50km離れたJR東海の新幹線車両整備工場である浜松工場(静岡県浜松市)へ輸送されます。

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完成したN700S確認試験車の東京側先頭車両(2018年2月17日、恵 知仁撮影)。

 このたび“出荷”されているのは、N700Sの量産に先立って製造された「確認試験車」。日本車輌製造のほか、日立製作所(山口県下松市)でも分担して製造されており、日立製作所から浜松工場までは海路と陸路での輸送です。

 日本車輌製造より今回“出荷”される車両で16両が出そろい、今後、浜松工場で連結して編成にする作業などが行われます。

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コメント

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3件のコメント

  1. 名鉄線とJR飯田線を3線化など改良してトラックではなく線路を通って浜松工場まで納入できないものか

  2. カッコ良すぎて、立てたら宇宙まで飛んでいきそう。

  3. あまりにもロングノーズで先頭車の定員が半減してしまうのが玉に瑕。