「萩の月」が仙台銘菓になるきっかけの航空路線 JAL仙台=福岡線、TDA時代から40周年(写真25枚)

TDA・JASで最も長く着用された客室乗務員の制服

 低気圧による「春の嵐」のため仙台空港では欠航便も出るなか、セレモニー対象便である11時20分発の福岡行きJL3530便は出発が約40分遅れましたが、その乗客に対し、仙台・宮城観光PRキャラクター「むすび丸」や、1978(昭和53)年に仙台=福岡線が就航した当時の客室乗務員の制服を着用したスタッフにより、お見送りと、記念パッケージの「萩の月」プレゼントが行われました。

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「むすび丸」も出席し、開催された記念セレモニー。
約3~40年前に使用されていたTDA客室乗務員の3代目制服。
特別塗装機「JAL ミニオンジェット」による福岡行きJL3530便。

 客室乗務員の制服は、1975(昭和50)年10月から1988(昭和63)年9月まで使用されたTDAの3代目のもの。真っ青な空を象徴するセルリアン・ブルーを基調に、TDAのカラーであるレッド&グリーンをスカーフとエプロンにまとめ、3つのカラーの美しいハーモナイズを図った制服といいます。TDA・JASの歴代制服で最も長く着用され、帽子は、冬はブルー、夏は白が用いられました。

 ちなみに、セレモニー対象便のJL3530便(乗客67名)は、エンブラエル190型機(95席)の特別塗装機「JAL ミニオンジェット」による運航。就航40周年を記念し、セレモニー対象便にこの特別塗装機を使うことにしたそうです。

【了】

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Writer: 恵 知仁(乗りものライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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