【懐かしの国鉄写真】特急「とき」から急行「きたぐに」まで 多彩な新潟の列車たち(写真17枚)

1970年代の新潟では国鉄初の特急電車から寒地向けの通勤型ディーゼルカー、新旧の客車が混結していた日本最長距離急行「きたぐに」まで、特色のある車両や列車が多数運転されていました。「新潟色」70系に続いて新潟の国鉄車両を紹介します。

国鉄初の特急電車も新潟を走っていた

 旧型国電の70系がもうすぐ引退すると聞いて新潟を訪れたのが、1976(昭和51)年9月のこと(「引退間近の70系を追って新潟へ トレードマークは『赤と黄色』」参照)。赤と黄色に塗られた新潟の70系を県内各地で撮影しましたが、線路を走っているのはもちろん70系の普通列車だけではありません。特急から貨物まで、さまざまな列車を撮影しました。

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宮内駅付近で撮影した181系の「とき」。制御車のクハ181-45は161系からの編入車だ(1976年9月、楠居利彦撮影)。

 当時、新潟近辺で見られた特急列車は、上野~新潟間を結ぶ「とき」や上野~青森間の「いなほ」、大阪~新潟間の「北越」などです。このうち「とき」は181系と183系を使用。「いなほ」「北越」は485系で運転されていました。

 このころの181系は、国鉄初の特急形電車として知られる151系からの編入車と、「とき」の営業運転開始時に導入された161系からの編入車(40番台)、最初から181系として製造された車両(100番台)がありました。

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先頭のクハ181形は車両番号が不明だが台車などから100番台と判定できる。2、3両目のモハユニットは12連化のため逆向きに連結されている(1976年9月、楠居利彦撮影)。

 ちなみに、宮内駅付近で70系の撮影の合間に撮った「とき」の先頭車は、161系編入車のクハ181-45。この車両は現在、鉄道博物館(さいたま市大宮区)で保存されています。

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鉄道博物館のクハ181-45(2014年9月、草町義和撮影)。

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Writer:

1946年、東京生まれ。中央線の沿線で育ったので、鉄道は複線で電化され、長編成の電車が頻繁に走るものと認識している。鉄道誌の創刊に関わり、車両データ本の編集を担当した。趣味は鉄道模型製作。

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