西鉄高速バスが車両デザイン一新 コンセプトは「HARMONY」

西鉄が、高速バス車両のデザインを28年ぶりに一新します。コンセプトは「HARMONY」です。

グループ設立110周年にあわせ

 西日本鉄道(西鉄)は2018年12月10日(月)、九州内を走る高速バスの車両デザインを一新すると発表しました。

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新デザインの側面イメージ。コンセプトは「HARMONY」(画像:西日本鉄道)。

 西鉄グループの前身である九州電気軌道の設立から110周年を迎えるにあたり、「HARMONY(ハーモニー)」をコンセプトに車両デザインを一新します。西鉄によると、「高速バスが街をかけぬけ、街を訪れる人と人、人と街を結ぶ橋渡し役として『夢』や『ときめき』のハーモニーを奏でながら感動を提供し続けよう」という思いを込めたといいます。

 デザインは、五線譜をイメージしたリボンを車体側面に配置。あわせて形をコーポレートシンボル「N」とすることで、Nを起点に躍動感と力強さを表現するとのこと。

 新デザインのバスは創立記念日の12月17日(月)から福岡、福岡空港~熊本線で運行を始め、さらに2019年3月末には21台を導入。将来的には九州内を運行する高速バス(一部車両を除く)に広げる計画です。

 西鉄によると、高速バスのデザイン変更は1990(平成2)年の福岡~鹿児島線「桜島」号の運行開始以来28年ぶり。現在2種類あるデザインを今回統一し、西鉄高速バスの認知度アップを図ります。

【了】

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