隣のバス停までわずか1m!? 1文字違いで並ぶふたつの停留所、なぜ?
「岩崎」と「岩崎口」、同じような名前のバス停が1m程度の間隔を空けて並んでいる場所があります。しかも同じバス会社、同じ路線のバス停です。何が起きているのでしょうか。
景勝地「雨晴海岸」に立つふたつのバス停
富山県高岡市の国道415号沿いに、「岩崎」と「岩崎口」という似たような名前のバス停が1mほど間隔を空けて並んでいます。
会社や路線の違いにより同じ場所でバス停の名前が異なるのかと思いきや、いずれも加越能バス(高岡市)の停留所。どちらも、「伏木経由氷見線」「高岡ふしき病院経由氷見線」「磯はなび線」のバスが停まります。
つまり、ほとんど同じ場所にありながら、同会社の隣どうしに位置するバス停ということになります。時刻表上では、両バス停のあいだに1分の間隔が設定されています。
周囲は、富山湾越しに立山連峰を望める景勝地「雨晴(あまはらし)海岸」。なかでも国道415号やJR氷見線が最も海岸線に近づく区間で、すぐ沖には岩が連なる小さな島「女岩(おんないわ、めいわ)」を望みます。わずかな違いながら「岩崎」バス停のほうが女岩に近いですが、まさかこの位置関係がバス停名の違いに表れているというのでしょうか。
この位置関係になってしまうのであれば、一般的には移設ではなく休止になりますよね?
なぜ休止にしなかったのかを質問してもらいたかったですネ!
私もそれは思いました。
普通なら休止だと思います。
ただ、この位置に移設したのは安全確認等の審査を簡単にさせる為に既存のバス停を利用した。
と仮定すると、休止から再開までの書類審査等が面倒なのかな?
と邪推しちゃいます。
御上が許認可権を持つ以上。面倒ごとが多そうなイメージです。
バス停を廃止したり復活(増設)したりするときの許認可が移設と比べてべらぼうに煩雑なのかな、と勝手に想像していましたが現実にそんなことが有るのかもしれませんね
今はどうなってるか知らないけど、関東バス中野駅前と中野区役所の位置関係も不条理だった。
道路整備等の理由があったと推察されるが。
去年埼玉県白岡市の小川橋バス停と太平橋バス停(朝日バス 蓮田駅~高虫~菖蒲車庫間)がこの状態で置かれていた。小川橋修繕による停留所移動で今回の加越能バスと似た理由だったがこうしたケースは結構あるのかも知れない。
道路工事の為に停留所を移設するというケースはままあり、事業者は告知さえちゃんとすれば移設するのは工事する側なのでこの方が管理上楽なのだろう。
常設という事では、神奈川中央交通西の三56系統、三ケ木-月夜野線が停車する「東野」-「青根諏訪神社前」間も殆ど隣接に近い状態です(神奈中HPでは0.1kmとされていますが、そんなに距離はありません)。かつて、国道413号で道志経由で本栖湖へ出かけた際に通って、その近接さにびっくりしました(小生が中学生の頃だったので、30年以上前から)。なお「青根諏訪神社前」は昔は「局前」というバス停でしたが2007年3月に改称されています。