「ハローキティ はるか」登場! 関空アクセス特急、かわいい姿に変身(写真53枚)
山陽新幹線500系に続き、在来線にも「ハローキティ」のラッピング列車が登場。米原・京都~関西空港間を結ぶ関空アクセス特急「はるか」の車両を装飾した「ハローキティ はるか」が報道陣に公開されました。
第2弾、第3弾も計画中
JR西日本は2019年1月28日(月)、関西空港アクセス特急「はるか」のラッピング列車「ハローキティ はるか」を吹田総合車両所日根野支所(大阪府泉佐野市)で報道陣に公開しました。1月29日(火)から運行を開始します。
このラッピング列車は、「はるか」で使われている281系特急形電車の1編成(6両)を、サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」で装飾したものです。デザインのテーマは「和のおもてなし」。訪日外国人観光客を関空で出迎えます。
外観は窓の下を中心に装飾。「ハローキティ」のほか、「はるか」の車体塗装に使われている紺色をベースにチョウや草花などが描かれました。車内もドアや窓のあいだなどを「ハローキティ」のデザインアートで装飾しています。
JR西日本によると、「ハローキティ はるか」は通常の特急「はるか」の定期列車として、米原・京都~関西空港間で運行されます。時刻は日によって異なり、運転のない日もあります。また、「コンセプトはそのままに、それぞれ異なるデザインで第二弾、第三弾を計画中」だそうです。
JR西日本は2018年6月から、山陽新幹線の500系電車を「ハローキティ」で装飾したラッピング列車を運行中。「ハローキティ はるか」はこれに続く企画になります。このほか、関東大手私鉄の京王電鉄でも2018年11月から「ハローキティ」ラッピング列車が運行中です。
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Writer: 草町義和(鉄道ニュースサイト記者)
鉄道誌の編集やウェブサイト制作業を経て鉄道ライターに。2020年から鉄道ニュースサイト『鉄道プレスネット』所属記者。おもな研究分野は廃線や未成線、鉄道新線の建設や路線計画。鉄道誌『鉄道ジャーナル』(成美堂出版)などに寄稿。おもな著書に『鉄道計画は変わる。』(交通新聞社)など。
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