JAL初のエアバス機「A350」、初号機「挑戦のレッド」ロールアウト 3機限定特別塗装
JALが導入するエアバスA350型機について、初号機の塗装が完了。羽田~福岡線での就航に向けてテスト段階へ入ります。JALが31機を発注しているA350型機、そのうち初号機から3号機までは特別塗装で登場。初号機は「挑戦」のレッドです。
JALのエアバス機新規導入は初
エアバスが2019年4月30日(火・祝)、新たにJAL(日本航空)が導入するA350型機の初号機(A350-900)について塗装を完了し、フランス・トゥールーズの塗装工場からロールアウトしたと発表しました。
エアバス機をJALが新規に導入するのは今回が初めて。JALは2013(平成25)年10月にエアバスA350シリーズ(A350-900型機、A350-1000型機)の導入を発表し、これまでに計31機を発注しています。
このうち初号機から3号機までは特別塗装を実施。色は、初号機が「挑戦」を示すレッド、2号機は「革新」のシルバー、3号機は「エコ」のグリーンです。それぞれ一目で認識できるよう、機体後部に「A350」の文字が大きく描かれます。
A350型機はエアバスの最先端技術を結集し、2通路300~400席クラスのなかではトップクラスの静音性、高燃費を実現したといいます。このA350シリーズをJALは短距離から長距離国際線まで順次導入する方針。JALのA350初号機は今後、2019年9月の羽田~福岡線での運航開始に向け、地上テストや飛行テストが行われます。
【了】
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