タムロン、新単焦点レンズを発売 40周年迎えるSPシリーズ、最高技術を結集

タムロンの最高技術を結集したレンズ!

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35mm判フルサイズデジタル一眼レフカメラ用の単焦点レンズ「Model F045」(画像:タムロン)。

 カメラレンズ大手のタムロンは2019年6月6日(木)、35mm判フルサイズデジタル一眼レフカメラ対応の単焦点レンズ「SP 35mm F/1.4 Di USD Model F045」を発売すると発表しました。

「SP 35mm F/1.4 Di USD Model F045」は、タムロンの最高技術を結集して設計したという単焦点レンズ。絞り開放F/1.4であっても画面の中央から四隅に至る高い解像性能を確保し、形を崩すことなく理想的な超高画質を実現。風景、ポートレート、スナップなどの作品造りに向いているといいます。

 レンズのコーティングも、新たに開発した「BBAR-G2(Broad Band Anti Reflection Generation 2)」を採用。従来から定評のあるコーティングの性能を上回り、ゴーストやフレアの発生を極限まで抑えて、これまでになく圧倒的にヌケが良くクリアな表現を可能にしているということです。

 AF駆動は、タムロン独自の超音波モーターUSD(Ultrasonic Silent Drive)を採用し、高速・高精度で静かに動作。新たに独自開発した「ダイナミックローリングカム機構」により、フォーカスレンズの駆動負荷を極限まで減少させ、高温や低温下での厳しい撮影条件下においても安定したAF作動性能を実現。フルタイムマニュアル機構も搭載しており、AF設定時でも即座に手動でのピント位置の微調整を可能としています。

 レンズ最前面は、摩耗耐久性が大幅に向上した高耐久防汚コートです。また、レンズ内部への水滴侵入を防ぐ簡易防滴構造が採用されています。

 レンズ構成は10群14枚。長さはニコン用が102.3mm、キヤノン用が104.8mm。質量はニコン用が805g、キヤノン用が815g。発売日はニコン用が6月26日(水)、キヤノン用が7月25日(木)。メーカー希望小売価格はどちらも11万5000円(税抜)です。

【了】

【図】レンズ構成は10群14枚

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