空自「入間航空祭」の混雑を少しでも回避するには 分かれ目は「ブルーインパルス」!

ブルーインパルスを観るの? 観ないの?

 開場すると、そこから午前中のあいだ、基地内の人口密度は上がり続けます。「ブルーインパルス」は「入間航空祭」における「飛行展示」の最後を飾るもので、13時過ぎからパイロットの乗り組み、通称「ウォークダウン」が始まり、13時半ごろに離陸、14時過ぎまでアクロバット飛行を披露し、着陸して終了という流れです。

 この「ブルーインパルス」を観ずにお昼すぎくらいまでに帰るならば、それほど混雑していない電車に乗ることもできるでしょう。「ブルーインパルス」の終演直後、14時過ぎくらいがもっとも混みあう時間帯です。「ブルーインパルス」を観るのであれば、腰を据えて航空祭の最後まで居続けた方が、かえって帰路の電車は空いているかもしれません。

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入間基地正門。航空祭当日は、入間市駅からの最寄り出入り口になる(2014年9月、柘植優介撮影)。

 また、総じて所沢、池袋方面行きの上り電車は混んでいるため、反対の飯能方面に向かい、東飯能駅からJR八高線を利用するのもひとつの手でしょう。大回りすることになりますが、拝島駅で新宿方面、八王子駅で横浜方面、川越駅で池袋方面への電車に乗り換えられます。

 少し歩くことになりますが、稲荷山公園駅から下り方面にひと駅の入間市駅や、基地を挟んで反対側を走る西武新宿線の狭山市駅、入曽駅も検討に値するでしょう。航空祭会場から西武新宿線の両駅へ向かう場合、基地内を徒歩で移動することはできませんが、それぞれの駅の近くまで送ってくれる無料のバスが出ています。入間市駅は最寄りの門から徒歩約10分、狭山市駅、入曽駅はそれぞれの最寄りバス降り場から徒歩約15分です。

【了】

【写真】一部は基地の中! 便利すぎる稲荷山公園駅と「入間航空祭」会場図

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