清水草一(首都高研究家)の記事一覧
Writer: 清水草一(首都高研究家)
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高はなぜ渋滞するのか!?』などの著作で、首都高研究家/交通ジャーナリストとして活動中。
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改善進む首都圏の渋滞名所 残る“大物”大和トンネルの未来は
渋滞が改善された海老名JCT。続いて中央道深大寺BSでも渋滞対策が進められますが、綾瀬BSと大和トンネルの前例から、必ずしも手放しでは喜べないかもしれません。またその“日本一の渋滞難所”である大和トンネルは今後いったい、どうすべきなのでしょうか。
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渋滞名所の海老名JCT、改良で汚名返上か 実走で見えたその効果
渋滞名所の海老名JCTが改良されました。果たしてそれにより、どの程度の効果があるのでしょうか。実際に走って確かめてきたところ、呆然としました。
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暫定2車線は世界の非常識 日本の高速道路、その課題
安全性などに問題がある高速道路の暫定2車線区間。会計検査院はそれにより「巨額な損失が出ている」としますが、日本は「暫定2車線の国」としても過言ではないのが現状です。
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ETCバー撤去実験、その真の目的とは 国交省が描く“理想の高速道路”
国交省がETCバーの撤去実験を行います。その理由について、「渋滞発生の一因」を解消するという意見もありますが、実際はまったく違いました。いったい何のために、その実験は行われるのでしょうか。
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高速無料化は永久に無理? それが不可能な構造的問題 工夫次第で方法も
「高速道路は将来、無料になる」、そうした認識があるかもしれませんが、それは“建前”で事実上、不可能です。なぜできないのでしょうか。ただ工夫によって、「無料化」も実現可能で、地域活性化へつなげることもできそうです。
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ユニークな東九州道の土地収用問題 その合理性は?
東九州道の建設にあたり、土地の引き渡しを拒否しているみかん農家の男性。しかし、単に反対しているわけではなく、ユニークな面も見られます。はたして男性は何を主張しているのでしょうか。また、その主張にはどんな意味があるのでしょうか。
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幻の首都高「内環状線」その遺構を愛でよう 1960年代に計画も公害で頓挫
3月の品川線開通で全通した首都高中央環状線。実は1960年代、この中央環状線と都心環状線の中間に「内環状線」を造る計画が持ち上がりました。現代の首都高に、その計画を見ることができます。
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首都圏の高速、新料金でどう変わる? 渋滞緩和、自由度向上も
首都圏の高速道路料金について、国交省が新案を発表しました。大きく変革される料金制度によって、首都圏の高速道路における利便性の向上、そして渋滞緩和に大きな効果が得られそうです。
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高速の暫定2車線、解消進むか しかし残る問題も
安全性などに懸念がある高速道路の「暫定2車線区間」。その解消が今後、手続きの改正により進展するかもしれません。しかし、問題が解決されるわけではなさそうです。