若勢敏美(船旅事業研究家)の記事一覧
Writer: 若勢敏美(船旅事業研究家)
1949年生まれ。業界紙を経て1980年、海事プレス社へ入社。1989年、雑誌『CRUISE』創刊に参画し、翌年から編集長。2008年、海事プレス社の社長へ就任。2012年退任。この間、取材、プライベートを含め35隻の客船に乗船して延べ55カ国を訪問。地方自治体や業界団体主催の講演会などに多数出席。
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北海道一周が困難 苦しむ日本船 北方領土問題、外国船優位の現状
日本のクルーズ船による北海道一周が難しい、といった奇妙な状況になっています。その主な理由は「北方領土問題」。コースによっては、釧路から網走まで7日間かけて移動することもあり、この問題は、海外勢と競っている日本のクルーズ船事業にも影響を与えています。
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日本の代表的客船「飛鳥」3代目登場か しかし多い課題、頓挫の可能性も
日本を代表するクルーズ客船で、日本籍では最も大きい客船である「飛鳥II」。その後継として「飛鳥III」が登場しそうです。しかし、これまで「飛鳥」を建造してきた三菱重工の「ためらい」など、その“船出”はスムーズにはいかないかもしれません。
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引退フェリー、災害支援に有効 しかし難しい現実
2016年4月に発生した熊本地震。その被災者支援で、定期航路から引退した大型フェリーが力を発揮しました。海に囲まれ、災害の多い日本。寝食を提供できる大型フェリーは災害時に有効ですが、その活用はまだ進んでいないのが現状です。
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日本造船界を覆う「三菱ショック」払拭なるか 業界3位が客船参入、新展開へ
三菱重工が2000億円以上の赤字を出すなど、大型クルーズ船の建造に大苦戦。これにより日本から大型客船建造のともしびが消えるのではないか、という危惧があるなか、業界3位の常石造船グループが新規参入を表明しました。海に囲まれた日本の船造り、いま、ひとつの転機を迎えているかもしれません。
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島国日本の造船、いま大きな岐路に なぜ困難を極めた三菱・大型客船
三菱重工の大型クルーズ客船「AIDA Prima」が建造の遅延、度重なる不審火、1800億円以上の赤字という難産のすえ、ようやく発注者へ引き渡されました。同社は大型客船を製造できる日本で唯一の企業ですが、いったいそこで何が起きているのでしょうか。日本から消える大型客船建造の灯火、それをいま、否定しきれない状況になっています。
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“強きアメリカ”象徴の船、復活か いまだ“最速”の称号持つ64歳
かつて客船が世界を縦横無尽に航行していた時代、その花形たる大西洋定期航路にて「最速」の称号を持つアメリカの“伝説の船”が、復活するかもしれません。
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不審火、遅延 船で揺れる三菱ブランド いまそこで何が?
三菱重工が、客船事業で2000億円近い損失を出す事態に陥っています。納期は幾度も先送りされ、短期間に3回もの不審火が発生。三菱重工でいま、何が起きているのでしょうか。大型客船を建造可能な日本唯一の企業でもあることから、「日本の造船業の未来」という意味でも注目が集まっています。
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日本滞在時間の4分の1が審査 進む外国客船対応、冷めた声も
オリンピックを控えるなか、世界最大級のクルーズ客船にも対応可能という新客船ターミナルの計画が、東京の臨海副都心で進んでいます。しかし、その必要性や課題を指摘する声もあるようです。