鈴木文彦(交通ジャーナリスト)の記事一覧
Writer: 鈴木文彦(交通ジャーナリスト)
1956年山梨県生まれ。フリーの交通ジャーナリストとしてバス・鉄道に関する論文や記事を多数執筆。国土交通省や自治体、バス事業者のアドバイザーや委員も務める。著書に『日本のバス~100年のあゆみとこれから』など。
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「鉄道ダメならバス」誰が運転するんだ!「バスがダメならタクシー」の幻想 乗務員不足もう限界
バスの乗務員不足による路線の廃止・減便などが顕在化していますが、タクシーはもっと深刻です。そうしたなかで、ローカル鉄道の廃止代替や、バスの代替が議論されています。国や自治体と現場の認識のズレも浮彫りになっています。
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どうして魅力が薄れていったのか バス乗務員不足 帰結としての「廃止減便の嵐」 賃金upにはメドも?
バスのドライバー不足が深刻化の一途をたどっています。相次ぐ路線廃止や減便の理由は、採算性よりも乗務員不足によるもので、黒字事業も切り崩しながら運営する状況。職種としての魅力を取り戻す取り組みも少しずつ進んでいます。
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日野×三菱ふそう統合 日本のバスはどうなってしまうのか 細る需要 台頭する中国メーカー
日野と三菱ふそうの統合で、日本のバスはどうなるのでしょうか。需要が減少するなか、脱炭素化の動きを進めなければならないバス業界。その変化はすでに小型分野から起こってきています。
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都バス「ドル箱路線が軒並み大赤字」のナゼ コロナ禍で経営に天変地異 必要な施策は
都営バスにおける2020年度の系統別収支状況が発表されました。本数も利用者も多い看板路線やドル箱路線が、赤字のワーストに近い順位まで転落するという異常事態が起きています。
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「危険なバス停」なぜできた 全国1万か所も容易でない移設 危険なのはバス停のせい?
国の調査で全国1万か所以上あるとされた「危険なバス停」。なぜこのようなことになったのでしょうか。事業者は順次、移設などの対策をとってはいるものの容易ではありません。そもそも、バス停の存在が本当に危険なのでしょうか。
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