関 賢太郎(航空軍事評論家)の記事一覧
Writer: 関 賢太郎(航空軍事評論家)
1981年生まれ。航空軍事記者、写真家。航空専門誌などにて活躍中であると同時に世界の航空事情を取材し、自身のウェブサイト「MASDF」(http://www.masdf.com/)でその成果を発表している。著書に『JASDF F-2』など10冊以上。
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ロシアの巨大爆撃機ドローンで次々破壊←「国際条約の取り決めをウクライナが悪用した!」どういうこと?←実はデマです
2025年6月、ウクライナが大量のドローンを使ってロシアの戦略爆撃機に甚大な被害を与えました。この攻撃に対し、SNSなどでは逆にウクライナの攻撃を非難する動きが見られます。いったいどういうことでしょうか。
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ミサイル担いだ無人ボート「ロシアが誇る万能戦闘機」を相次ぎ撃墜! 日本にとっても脅威なワケ もはや戦闘機の逃げ場はないのか?
ウクライナの無人艇が、ロシア戦闘機をミサイルで撃墜しました。これは従来の無人艇が対艦攻撃程度しか使えなかったのが、対空兵器としても使えるまでに進化したということ。ただ、その脅威は日本にとっても他人事ではないようです。
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ざっと1人30億円!「戦闘機で最も高価な構成品」とは? 維持費だけでも年間6億円「手塩にかけていますから」
戦闘機を構成するものの中で、最も高額といえるのがパイロット、すなわち操縦士です。一人前のパイロットを育て上げるには1000飛行時間が必要で、かつ毎年、相応の訓練で技量を維持することが必須です。
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「F-35ってF-22の劣化版でしょ」←違うから!「ハイローミックス」ではないF-35の真骨頂とは
アメリカで生まれたステルス戦闘機F-22「ラプター」とF-35「ライトニングII」。似通った外観を持つこの2機種はどう違うのでしょうか。F-15とF-16のような「ハイローミックス」ではないとか。一部性能は後者の方が優れています。
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トランプ政権 米空軍の「空飛ぶ司令塔」更新プロジェクトに大ナタ! 新型機の提案で迷走の模様
アメリカ空軍は2025年現在、老朽化したE-3早期警戒管制機の後継としてE-7の導入を計画しています。しかし、トランプ政権はE-7ではなく米海軍がすでに運用しているE-2Dを提案する模様とか。ただ、実は大きな問題をはらんでいるようです。
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「エイみたいな旅客機」なぜ使われない? メリット沢山なのに生まれないワケ「民間機すべて同じ形じゃないですか」
旅客機というと、円筒形の細長の胴体に、大きな主翼、そして垂直尾翼と水平尾翼というのが一般的な形状です。一方で、経済性に優れた全翼機などの別の形状も長らく検討されています。しかし、実用化されないのはなぜでしょうか。
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「イスラエルの最新ステルス戦闘機を撃墜! 画像あるよ」←胡散臭いんだけど本当か?
イスラエルが突如としてイランに対し航空攻撃を仕掛けました。それに対し、イランは反撃。そのなかで最新のステルス戦闘機を撃墜したと報道しました。ただ、この画像をよく見ると、どうも胡散臭いのです。
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よく見りゃ違う!「オスプレイ」とは似て非なるもの 米陸軍向けの「新ジャンル機」ドコが斬新? メリットは
陸上自衛隊も導入したV-22「オスプレイ」と似ているものの異なる新型機が、このたびアメリカ陸軍から正式な型式名の付与を受けました。ポイントは機体サイズと取得・運用コストのようです。
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アニメや映画の戦闘機「やたら格闘戦しすぎ!」いまや背後を取るのは “時代遅れ” です
映画やアニメでおなじみの軍用機どうしの格闘戦(ドッグファイト)。しかし、昨今の空中戦ではそのような接近戦は行われません。見えない敵との戦いが主流になっているのに、なぜフィクションはドッグファイトを描き続けるのでしょうか。
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トランプ大統領「中東のイスラム国家からジャンボジェットもらったぜ!」じつは私的利用との見立ても「使うとヤバい」理由とは
アメリカのトランプ大統領が、新しい大統領専用機の開発遅延を受けて、中東から民間のジャンボジェット機を譲り受けました。ただ、これはだいぶ問題をはらんでいるようです。