〈PR〉サイクリングにホンダ「ステップワゴン」がハマるワケ 日帰りで早春の南房総へ

関東のなかではひと足早く春が訪れる南房総、サイクリングにはうってつけのシーズンです。とはいえ都心からは少々距離があるのも事実。そんなときこそ「わくわくゲート」を装備した「ステップワゴン」の出番です。

もはやサイクリングのためのクルマ?

 3列シートのミニバンといえば、家族の移動用というのが王道。でも、ほかの使い方だって、もちろんあります。そのひとつがレジャー。たとえばサイクリングです。自転車を景色の良いところまで載せていって、そこからロードバイクで走り出します。自宅から走り出すのと比べれば、はるかに行動範囲が広くなりますし、荷物をクルマのなかに置いておけるので、ロードバイクで走るときも身軽です。また、ミニバンだから車中で着替えもできるし、複数台のロードバイクを積んで仲間と出かけることも。ロードバイクが趣味の人であれば、これほど心強い相棒はありません。

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今回のクルマはホンダ「ステップワゴン スパーダ・クールスピリット ホンダセンシング」。「ステップワゴン」としては第5世代(2018年3月19日、小平 寛撮影)。

 では、実際にやってみるとどうなのか。そこでミニバンに、ロードバイク趣味のカメラマンと自分(鈴木ケンイチ:モータージャーナリスト)の2台のロードバイクを載せて、南房総へサイクリングに出かけてみました。

 クルマは「ステップワゴン スパーダ・クールスピリット ホンダセンシング」です。現在の「ステップワゴン」は2015年4月に発売開始となった第5世代。最大の特徴は、「わくわくゲート」の採用です。これはテールゲートをふたつの方法で開けられるようにしたもの。通常のように上へ大きく開くだけでなく、テールゲートの左半分だけを横開きにもできます。3列目シートは床下へ収納できる「マジックシート」なので、テールゲートを半分だけ開けて車内へ乗り込むことや、荷物を載せることも可能。荷室の使い勝手を大きく向上させる、ほかにはない「ステップワゴン」だけの機能です。

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「ステップワゴン スパーダ・クールスピリット ホンダセンシング」のエクステリア(2018年3月19日、小平 寛撮影)。

 パワートレインには、パワーと燃費性能を高いレベルで両立させるダウンサイジングターボの1.5リッターターボと、ふたつのモーターを使ってEV走行を多用するハイブリッドの2種類が用意されています。今回、走らせたのは1.5リッターターボエンジンを搭載したモデルでした。また、衝突軽減ブレーキ〈CMBS〉や前走車を追従するACC(アダプティブクルーズコントロール)など基本8機能を備えた安全運転支援システムの「ホンダセンシング」が全グレードに標準装備されているのも特徴です。

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3列目は床下収納が可能な「マジックシート」。荷室が広く自転車2台でもこのとおり(2018年3月19日、小平 寛撮影)。

 まずは出発前にロードバイクを積み込みます。「ステップワゴン」は3列目シートが床下に収納されるので、荷室空間はスクエア。自転車のようにそれなりの高さのある荷物も積みやすいのが嬉しいですね。2列目シートの片側を前に移動させれば、2台のロードバイクを立てて積載することができました。

 今回の荷物は、ロードバイクだけでなく、ヘルメットやシューズ、着替えなどこまごまとしたものに加え撮影機材もあったので、それなりの量。2台の自転車をシートベルトとゴム紐などで固定し、そのあいだにウェア類や撮影機材を詰め込みます。また、今回は撮影をしながらのドライブだったので、1日のあいだに何度も自転車や荷物の積み込み&積み下ろしを行いました。そうしたときのちょっとした小物の出し入れに、左半分だけ開く「わくわくゲート」は重宝しました。サイクリングだけでなく日常においても、たとえば塾などの送り迎えに自転車で出かけた子供をピックアップするときに「わくわくゲート」は便利でしょうね。

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「わくわくゲート」は自転車の積み下ろしにも便利。最高出力150馬力を発揮する1.5リッターDOHC VTECターボエンジン。
最高出力150馬力を発揮する1.5リッターDOHC VTECターボエンジン。
「ステップワゴン スパーダ・クールスピリット ホンダセンシング」のインパネまわり。

 今回の目的地は南房総ですので、行程の中心は高速道路で、最後に房総の一般道です。そうしたシーンでは、1.5リッターターボのパワーが十分に威力を発揮します。このエンジンは、排気量こそ小さいものの、最高出力150馬力/最大トルク203N・mとパワーは十分。とくにトルクは、1600回転という、低いところから最大値が発生しますので、わずかなアクセル操作でも、ぐっと力強い加速が味わえます。荷物と人で満載のミニバンでも、ストレスなくキビキビと走らせることができました。また、房総半島の一般道は、全体に道が細く、しかもクネクネとしていて、さらに微妙なアップダウンがあります。そのようなところでも「ステップワゴン」の乗り味はシャキッとしており、「ミニバン=ぐにゃぐにゃ」という弱腰なイメージを一新させてくれます。

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1.5リッターターボエンジンがキビキビした走りを生み出す(2018年3月19日、小平 寛撮影)。

 南房総までは、東京湾アクアラインを使えば、都心から2時間もあれば十分。外房の南側にある大きな公園の駐車場にクルマを停めて、出発の準備をします。ロードバイクを下ろして、着替えを済ませて颯爽とスタート! 交通量の多い国道は避けて、海沿いの道を選んで北上。左回りに南房総を一周するコースです。

 最初はいくつもの小さな漁港を横目にする平たん路。ある程度、北上したら、今度は西にルートを変えて内陸へ。ところどころに黄色い菜の花が見える田園風景を走ります。房総半島の真ん中を越えたら、今度は南下する峠道に。獲得標高はそれほどではありませんが、森の中の道を走って気分を変えるのが狙いです。短い峠を下れば、再び、海沿いの道に。そこからスタート地点であった駐車場に向かって北上します。南風なので暖かく、しかも追い風。気分よく、ハイペースで巡行できました。南房総のサイクリングは、いろいろな景色が楽しめるのが魅力ですね。

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筆者(左)とカメラマンの小平氏。いざサイクリングへ。
海あり山ありと、景色の変化に富んだ南房総はドライブやサイクリングに最適。
クルマを使ってのサイクリングなので荷物がなく身軽に走れる。

 駐車場に到着すれば、サイクリングは終了。そこでロードバイクをクルマに載せたら、すぐさま出発。着替えをしなかったのは、立ち寄り温泉に行くつもりだったから。南房総には、立ち寄り温泉施設がたくさんあるのです。道の駅に併設されたところもあれば、独立した場所も。そうした施設には、もちろん食事処も用意されています。

 汗も流して、腹ごしらえも済めば、あとは帰るだけ。そんな時に嬉しいのがホンダセンシングです。ACC(アダプティブクルーズコントロール)を効かせて、淡々とクルージング。同乗の仲間と本日のサイクリングを振り返りながらの楽しいドライブとなりました。充実の1日をサポートしてくれた「ステップワゴン」に感謝です。

●ホンダ「ステップワゴン」公式サイト

【了】

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Writer: 鈴木ケンイチ(モータージャーナリスト)

日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。自動車専門誌やウェブ媒体にて新車レポートやエンジニア・インタビューなどを広く執筆。中国をはじめ、アジア各地のモーターショー取材を数多くこなしている。1966年生まれ。

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