ミサイル・砲の記事一覧
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元祖は戦車ぽくなかった自走砲 足まわりの変遷 原点回帰する「大砲を楽に動かす努力」
陸上自衛隊の19式装輪自走りゅう弾砲は、大型トラックの荷台に砲を積んだ外見のいわゆる「自走砲」です。自走砲といえば戦車のような外見のものが主流かと思いきや、その元祖は、実は19式と同じタイヤで走る装輪タイプでした。
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「アイアンドーム」は鉄壁のバリアか イスラエル防空の要が日本では使えなさそうなワケ
ロケット弾による攻撃の危険に晒され続けるエルサレム、その市街地を守る要が「アイアンドーム」システムです。稼働するさまはまるでSF映画のようですが、実際どういうものなのでしょうか。
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これも「スバル車」!? 世界唯一 スバルの水平対向エンジン搭載の「大砲」 一体どう使うのか
自動車の界隈では根強いファンも多いスバルの水平対向エンジン。そのエンジンを搭載した大砲が陸上自衛隊にあります。世界でも唯一のスバル製エンジン搭載の大砲とはどのようなものでしょう。
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眼前で砲弾炸裂! 強化ガラス越しに圧を感じつつ見た陸自の「だんちゃーく、いま!」
おなじみ「総火演」で目にするりゅう弾砲、その砲弾が炸裂するのは、見学席からとてもとても離れたところです。もしこれが、目の前に弾着したら……その様子を、「総火演」の会場でもある東富士演習場で取材してきました。
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使い方を間違わなければ評価は変わった!? 駄作の烙印押された英「ビショップ」自走砲
第2次世界大戦中、各国では牽引式火砲の砲関連部分を戦車の車体に組み合わせ、短時間で自走砲を開発していました。イギリスも同様に自走砲を開発したものの、なぜか駄作の烙印。しかし、それは使い方が悪かったからかもしれません。
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21世紀に生き残った「巨大列車砲」の子孫 シベリア鉄道走る超重量列車は何を積んだ?
日本ではほとんどなじみのない「列車砲」なる兵器は、第2次世界大戦期、航空機の発達とともに世界中から姿を消しましたが、その子孫といえるものが21世紀のシベリア鉄道を走っていました。どんな兵器だったのでしょうか。
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「ニンジャ・ブレード」がシャキーンと展開 「暗殺」に特化したミサイルなぜできた?
ミサイルといえば、着弾して爆発しその破片などで周辺を加害する兵器というのが一般的ですが、アメリカ空軍のR9Xは弾頭(爆薬)の代わりにブレード(刃)を備えるといいます。目的は「暗殺」。その開発経緯などを追います。
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V2ロケットとジャガイモの意外な関係 WW2期ドイツ製「弾道ミサイルの祖」失速のワケ
ドイツといえばジャガイモ料理で知られますが、WW2期にロンドン市民を恐怖のどん底に陥れた、当時のドイツ製最新鋭兵器とジャガイモが深い関係にあったことはあまり知られていないかもしれません。意外なその顛末を追います。
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1門火力は戦艦以上「列車砲」とは パリ砲、グスタフ…巨砲は戦後なぜ急に姿を消した?
鉄道の発展と共に、その有効性を期待されたた列車砲。第1次世界大戦では有効な場面も多く、一度火を噴けばその威力はケタ違いでしたが、第2次世界大戦後はすっかり姿を消しました。どのような兵器だったのでしょうか。