「ホントに令和!?」築100年級ゴロゴロ富山地鉄の「本気で古い」激シブ駅舎5選【立山線編】訪れるなら今のうち？

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富山地方鉄道の路線図（画像：富山地方鉄道）

開業時の姿をよく止める、富山地方鉄道上滝線（不二越・上滝線）の上堀駅（遠藤イヅル撮影）

上堀駅駅舎をホーム側から見る（遠藤イヅル撮影）

青い木製の駅名看板が残る、上堀駅の改札口。駅舎が古くても駅名看板を新しくするケースが多い中、貴重な存在と言える（遠藤イヅル撮影）

無人化されたものの、駅員が切符を売っていた雰囲気を感じさせる駅舎内（遠藤イヅル撮影）

現在は１面１線だが、かつては２面２線の交換可能駅だった上堀駅。現在はレールが除かれ、ホームが残るのみだ。やってきた電車は岩峅寺行きの元京阪3000系の10030系。テレビカーカラーをまとい京阪時代の鳩マークを備えた3両編成では、中間に二階建て車両(サハ31)を挟む（遠藤イヅル撮影）

1956（昭和31）年築と思われる、社寺風の建物が印象的な岩峅寺駅（遠藤イヅル撮影）

木製サッシと唐破風の屋根を備える（遠藤イヅル撮影）

富山地鉄の主要駅のひとつである岩峅寺駅は、7時から20時の間は駅員が配置される。木製の改札口は、この駅舎が映画内で富山駅として使用された際に作られたもの。壁にはその映画の撮影風景が掲示されている（遠藤イヅル撮影）

岩峅寺駅の立山線ホーム。右側が立山方面の２番線、左側が電鉄富山方面の１番線だ（遠藤イヅル撮影）

岩峅寺駅で交換を行う10030系（左）と17480系（右）。10030系は1990年代と2013年に京阪電気鉄道から17両が譲渡され、2025年12月現在では15両が富山地鉄の主力として活躍。黄色と緑の２トーンカラーは富山地鉄のオリジナルカラー（遠藤イヅル撮影）

岩峅寺駅の構内踏切。１番線から駅舎を望む（遠藤イヅル撮影）

同地点から振り返ると、奥には上滝線のホームがある。乗り換え通路にはレールが残っているが、これはかつて上滝線から立山方面に乗り入れていた名残（遠藤イヅル撮影）

乗り場案内も激シブ。なおご覧の通り、番線は２−１−３−４と変則的に付番されている（遠藤イヅル撮影）

上滝線のホーム３番線で出発を待つ17480系。元東急8590系で、2013年と2019年にそれぞれ2両編成が２本ずつ導入。４扉オールロングシートの通勤型電車で、真ん中の２つは閉鎖されているものの、他の車両とは分け隔てなく運用されている。17480系は130kW（174ps）のモーターを搭載するが、富山地鉄ではその数字を車両形式のうち万・千・百の位に付与する特徴がある（遠藤イヅル撮影）

上滝線ホーム上には、これまた味わい深い待合室が建つ。駅名看板にも年季が（遠藤イヅル撮影）

岩峅寺駅上滝線ホームの脇には、かつて変電所だった建物があり、保線基地などとして活用されている（遠藤イヅル撮影）

３番線の向かいには1964（昭和39）年製の富士重工宇都宮製作所生まれのモーターカー、DL-2がラッセルヘッドを取り付けて佇んでいた（遠藤イヅル撮影）

昭和の時代からタイムスリップしてきたような横江駅駅舎。比較的新しいものといえば、軒下の自転車を駐輪する設備くらいか（遠藤イヅル撮影）

横江駅の内部。土間のような床、作り付けの長ベンチ、木製サッシの窓など、古き良き時代をそのまま閉じ込めている（遠藤イヅル撮影）

ホーム上の待合室には扉がなく、吹きさらしの状態（遠藤イヅル撮影）

かつては交換可能駅だった横江駅だが、現在は１番線のみが使用される（遠藤イヅル撮影）

道路を線路の間の、ちょっと窮屈な立地に駅舎を構える千垣駅（遠藤イヅル撮影）

駅舎内は綺麗に保たれている。昭和期頃に板を貼ってリフォームを実施しているが、そこここの設備から古い駅だとわかる（遠藤イヅル撮影）

ホーム側から見た駅舎。アルミサッシや波板で一部を更新しているが、それもまた昭和の風情と歴史の積み重ねを感じる要素だ（遠藤イヅル撮影）

駅舎のホーム側。一朝一夕では生まれない風格さえ漂っている（遠藤イヅル撮影）

本宮駅。ホームと駅舎は道路から一段高い位置にある。駅舎は昭和40年代前半の築と思われる（遠藤イヅル撮影）

ホーム側から見た駅舎。一瞬、昭和30〜40年代によく見られた合金製で囲った建物にも見えるが、外板は木製。駅名フォント、古いアルミサッシ、細い柵など、この頃の建築物を好む人には刺さるポイントが多いだろう（遠藤イヅル撮影）

駅舎内の床は木製。有人配置時代の出札口や、売店とおぼしき構造物が残る（遠藤イヅル撮影）

今回の記事では紹介していないが、上滝線の大山寺（だいせんじ）駅も昭和らしさとホームがコンクリートで覆われた珍しい構造なので写真だけでもご紹介したい。現駅舎は1976（昭和51）年の開業（遠藤イヅル撮影）

岩峅寺駅。両ホームとも屋根はわずかながら設けられているが、特に１番線のそれは吊り下げられた駅名サインとともに、長い歴史が感じられる（遠藤イヅル撮影）

ホーム側から見た横江駅の駅舎。本気で古い（遠藤イヅル撮影）

本宮駅。当時の看板が残る駅名板（遠藤イヅル撮影）

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