JR西日本「終電繰り上げ」詳細発表 京都発最終はほぼ23時台に 最終新幹線の接続も変化
保線作業の負担の軽減が目的のダイヤ変更です。
JR西日本は2020年9月17日(木)、近畿エリアの主要線区を中心に、2021年春から深夜帯のダイヤ見直しを実施すると発表しました。
これは、メンテナンス作業従事者の労働環境改善を目的としたもので、深夜帯に減便または最終電車の時刻繰り上げが行われます。
今回発表された、主要駅ごとのダイヤ変更内容は下記のとおりです。
・京都駅発
琵琶湖線:0時台で2本が減便、終電時刻が17分繰り上げ
JR京都線:23時台・0時台で計3本減便、終電時刻が30分繰り上げ
湖西線:終電時刻が19分繰り上げ
嵯峨野線:0時台の全1本が減便、終電時刻が20分繰り上げ
奈良線:終電時刻が12分繰り上げ
・大阪駅発
JR京都線:0時台が3本減便、終電時刻が21分繰り上げ
JR神戸線:23時台・0時台で計3本減便、終電時刻が24分繰り上げ
大阪環状線(西九条方面):23時台・0時台が各1本減便、終電時刻は変更なし
大阪環状線(京橋方面):23時台・0時台で計3本減便、終電時刻が18分繰り上げ
・三ノ宮駅発
JR神戸線(西明石方面):0時台・1時台で計4本減便、終電時刻が24分
JR神戸線(大阪方面):23時台・0時台で計4本減便、終電時刻が25分繰り上げ
・京橋駅発
大阪環状線(大阪方面):0時台で1本減便、終電時刻が15分繰り上げ
大阪環状線(鶴橋方面):0時台で1本減便、終電時刻が1分繰り上げ
学研都市線:0時台で1本減便、終電時刻が13分繰り上げ
JR東西線:0時台の全2本が減便、終電時刻が23分繰り上げ
・天王寺駅発
大阪環状線(鶴橋方面):0時台で2本減便、終電時刻が15分繰り上げ
大阪環状線(西九条方面):終電時刻が14分繰り上げ
大和路線(王寺方面):0時台で1本減便、終電時刻が10分繰り上げ
阪和線:0時台で2本減便、終電時刻が11分繰り上げ
たとえば京都駅では、0時以降に発車する列車が琵琶湖線の野洲行き2本のみになるなど、大きく変わります。また今回の見直しにより、一部線区で、新幹線の最終便からの乗り継ぎができなくなります。
なお最終的な列車時刻は、「JR時刻表」(2021年3月号)などで告知されます。
【了】
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