【空から撮った鉄道】ヨーロッパの果てポルトガル 首都リスボンの都市を空撮する

ポルトガルはヨーロッパの一番西に位置するため「ヨーロッパの果て」と言われることがあります。2018年冬、首都リスボンを空撮しました。今回は空撮前の段取りに苦労したので、多めに語ります。リスボントラムや1668mmの広軌の国鉄など、異国情緒たっぷりの空撮をご覧ください。

この記事の目次

・イタリアからの移動中にリスボンでの空撮を思い立つ
・リスボンを空撮したかった理由
・リスボンでの空撮は一筋縄ではいかぬ
・いよいよ空撮開始!
・「時間がギリギリだけどOK」
【画像枚数】全16枚

イタリアからの移動中にリスボンでの空撮を思い立つ

 リスボンへ訪れたのは2018年12月のこと。イタリア・シチリア島の州都パレルモから、夜行列車を2回、TGV、AVE、普通列車を乗り継ぎ、4日間かけて到着しました。それくらい日数をかけると、「ヨーロッパの果てへ来たなぁ」と、感慨深いものがあります。

 せっかくなのでリスボンを空撮しようと思い立ったのは、この4日間の道中でした。いまはスマホさえあれば、大抵のことができてしまいます。検索すると、リスボンでチャーターと遊覧飛行を行うヘリ会社があり、翻訳機能を使ってメールで問い合わせると、空撮チャーターは可能とのこと。以前ロンドン空撮をした要領で、支払い方法からプランまで、メールでキャッチボールを続けました。

リスボンを空撮したかった理由

 リスボンを空撮したかった理由はいくつかあります。世界中の旅人が憧れ、大航海時代に栄華を極めたヨーロッパの果ての都市はどんなものなのか。自分ならではのリスボンの鉄道を表現するのは空撮がいいだろう。観光で有名なトラムも気になるが、広軌の国鉄は日本とどのように違うのか、などなど。

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エストレラ大聖堂停留場付近をリスボントラムが行く。リスボントラムと言えば、黄色と白のツートンカラーが特徴的。画面下の建物がエストレラ大聖堂である(2018年12月19日、吉永陽一撮影)。

リスボンでの空撮は一筋縄ではいかぬ

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Writer: 吉永陽一(写真作家)

1977年、東京都生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、建築模型製作会社スタッフを経て空撮会社へ。フリーランスとして空撮のキャリアを積む。10数年前から長年の憧れであった鉄道空撮に取り組み、2011年の初個展「空鉄(そらてつ)」を皮切りに、個展や書籍などで数々の空撮鉄道写真を発表。「空鉄」で注目を集め、鉄道空撮はライフワークとしている。空撮はもとより旅や鉄道などの紀行取材も行い、陸空で活躍。

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