まるで未来! 「佐賀空港」もうひとつの顔って? ANAがテストするスタッフ歓喜の新技術
佐賀空港で実施された「国内初」のテストとは
またこの日は、もうひとつのANAの「先端アイテム」といえる「自動運転トーイングトラクター」も登場しました。これは中部空港でも実証実験が進められていますが、佐賀空港では加えて実際のANAの旅客便を対象に、「手荷物積み付けロボット」でカートに積まれた手荷物を「自動運転トーイングトラクター」で機側まで運ぶという、「合わせ技」でのテストが実施されました。こちらも国内初の取り組みといいます。
ANAオペレーションサポートセンターの岡田 稔さんは「ANAでは、より少ない労力で、だれでも働きやすい職場の実現を目指しています。また新型コロナウイルスでの、感染リスクを避ける狙いもあります。グランドハンドリング業務は、これまで、人の手に頼った人海戦術のような働き方が続いていました。事業が厳しくなっているなかでも、イノベーションの重要度はどんどん上がっています」と話します。
なお、ANAは今回のテストを実施したのち、本格導入に向けた課題の整理ならびに今後の具体的な業務設計に取り組むとしています。
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