四国真ん中の「難所」解消へ 国道32号「猪ノ鼻道路」12月開通 琴平~祖谷が走りやすく

香川・徳島の県境を新トンネルで通過!

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国道32号「猪ノ鼻道路」の平面図(画像:国土交通省四国地方整備局徳島河川国道事務所)。

 国土交通省四国地方整備局の徳島河川国道事務所と香川河川国道事務所は2020年10月22日(木)、国道32号の「猪ノ鼻道路」が12月13日(日)に開通すると発表しました。

 香川県三豊市と徳島県三好市にまたがる国道32号の県境越え区間は、急勾配や急カーブが連続しており、落石や法面崩落などの危険箇所も複数存在。そのため大雨時の事前通行規制区間に指定されているほか、冬期は凍結や積雪による通行規制が行われることもあります。2018年は事前通行規制が20.1時間、チェーン規制が延べ151.4時間にわたり発生しました。

 これらの問題を解消するため、現道に並行するバイパス「猪ノ鼻道路」が開通します。新猪ノ鼻トンネル(4187m)や西山トンネル(2115m)、橋などを組み合わせて勾配は緩くなり、28か所あった急カーブも解消されます。総事業費は432億円、延長は8.4kmで、道は2車線(片側1車線)です。

 猪ノ鼻道路は、金刀比羅宮やニューレオマワールドなどがある香川県の「中讃・西讃地区」と、祖谷渓、祖谷のかずら橋、大歩危・小歩危などが知られている徳島県の「にし阿波地区」を結ぶことから、両事務所は開通により「アフターコロナの観光回復に寄与することが期待される」としています。

【了】

【地図】「猪ノ鼻道路」と周辺観光地の位置関係

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