ほら貝で出発! 河口湖の遊覧船「天晴(あっぱれ)」登場 戦国時代の「水軍」モチーフ

「アンソレイユ号」は20年間の役目を終えて引退です。

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12月から運航開始する河口湖遊覧船「天晴」(画像:富士急行)。

 富士急行は2020年12月4日(金)から、河口湖の新しい遊覧船である「天晴(あっぱれ)」を就航します。

 この遊覧船は純和風のデザインで、戦国時代の武田氏配下の水軍が用いていた「安宅船」がモチーフとなっており、船体は武田軍の甲冑を象徴する配色「赤備え」をまとっており、武田氏の家紋「武田菱」の旗が掲げられています。

 遊覧船「天晴」は、琴や太鼓、ほら貝の音とともに河口湖桟橋を出発し、逆さ富士を楽しめる「産谷ヶ崎」、「鵜の島」などを経由して約20分で帰港するルートとなっています。

 料金は大人1000円・子ども500円。年中無休で、9時30分から16時まで30分間隔で運航されます。

 船体は全長23.5m、総トン数は19トン、巡航速度は10ノット(時速約19km)、定員は120名です。

 なお、新遊覧船「天晴」の就航に伴い、20年にわたって河口湖遊覧船を務めてきた「アンソレイユ号」は12月3日(木)で引退となります。引退までの1ヶ月間、「さよならアンソレイユ号」キャンペーンとして、記念品のプレゼントや船長服の着用体験などが行われます。

【了】

【画像】「天晴」の船内&航行ルート、引退する「アンソレイユ」

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