燃費よすぎて困る… LPGスタンド減 どう維持? タクシー燃料入れられない問題
LPガスのスタンドが減り、タクシーが燃料を入れられなくなるという現象が起こっています。燃費の安さからタクシーで広まったLPガスですが、クルマの燃費がよくなるにつれ販売量が減少する悪循環に。どう対策するのでしょうか。
減少し続けているLPGスタンド
タクシーの燃料として広く普及しているLPガス(液化石油ガス、以下LPG)、これを取り扱うスタンドが減少し、タクシーが燃料を入れられなくなるということが、地方を中心に起こっています。
LPGは家庭用ではプロパンガス、自動車用はオートガスなどとも呼ばれます。ガソリンに比べて4割ほど安いとされ、タクシーでは昭和30年代から広く使われてきました。通常のガソリンスタンドでLPGを扱うことは稀ですが、トヨタ関係者によれば、「タクシーが走っている地域にはたいていスタンドがある」とのこと。また、自前の供給設備を用意しているタクシー事業者もあります。
しかし、たとえば2020年7月の豪雨で被災した熊本県の球磨地域では、人吉市にあった地域唯一のスタンドが8月に閉店し、往復2時間かけて宮崎県内のスタンドでガスを入れているタクシーもあるそうです(産経新聞、2020年10月27日)。同様の問題は福井県などでも顕在化しています。全国LPガス協会によると、そもそもLPGスタンドの数は、2016年までの10年間でも約14%減少しているそうです。
理由として、タクシーの燃費が良くなりすぎた、ということが挙げられます。全国LPガス協会によると、たとえば旧来のLPGタクシーが3日から4日に1回の充填だったのに対し、LPGハイブリッドに改造した「プリウス」タクシーの場合だと1週間に1回程度になることもあるといいます。
もうひとつは、LPG自動車自体の減少です。タクシーでは2015(平成27)年、法令で定められていた車両に関する規定が撤廃され、どのような車種でもタクシーとして使えるようになりました。こうしたこともあり、LPG自動車の台数は2016(平成28)年までの10年で約28%減、LPGの販売量は約37%も減っているのです。
これ本当!MT車だとLPは全体にトルクが薄いから燃費悪いですね。
そこで2t級のトラックにはガソリンエンジンベースとディーゼルベースがありますが何れもトルクが薄く燃費悪いですがCNGを用いた路線バスは同排気量のディーゼル並に仕事をします。
もしも石油危機が起こって原油があまり入ってこなくなったら、得率が小さいLPGは民生用と取り合いになりかねないので、LPG車はフェイドアウトさせてEVなどに置き換えていってはいかがか。
LPGエンジン車は力がない。
同じ排気量のガソリン車と比較して2割減。
2000㏄のLPG車と、1600㏄ガソリン車と同等の力しかありません。燃費も悪いしね。
それでもLPGを使うのは、燃料調達コストが安いからです。
JAPANタクシーの燃費が良いのは、ハイブリッドシステムのおかげだが、欠陥タクシーに乗せられる運転手はたまったものではない。
CNG車は、低速トルクはLPGよりはあるけど上が伸びないので、かなり運転しにくいクルマです。
生産台数が少ないので、補給部品調達コストが高過ぎて燃料コストで埋められません。
日本一高飛車な輸入代理店のクルマとタメ張ってるかも?
部品も受注生産なので、2週間は待たされて生産財としての魅力は無し。
施策も、環境省と国交省で火花散らすだけで、環境の事もユーザーの事もこれっぽっちも考えていないんです。