配達バイクの定番「ジャイロ」電動モデル発表 交換式バッテリーですぐ走れる ホンダ

ピザ配達や新聞配達に!

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「GYRO CANOPY e:」(画像:ホンダ)。

 ホンダは2020年12月11日(金)、三輪スクーター「GYRO(ジャイロ)」の電動化モデル「GYRO e:」、および屋根付きの「GYRO CANOPY e:」を市販予定車として発表しました。

 ジャイロシリーズは1980年代から、ピザ配達や新聞配達などの足として広く利用されています。積載性に優れた大型リアデッキなどは従前のままです。

 今回のモデルで最大の特徴は、交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack」を採用していること。予め充電済みのバッテリーに交換することで、充電されるまで待つことなく走行可能になります。台湾などではすでに広く普及している方式で、ホンダは今後、全国の郵便局に交換式バッテリーの充電ステーションを整備することも計画しています。

 なお、「GYRO e:」は2021年春、「GYRO CANOPY e:」は同年夏の販売予定です。すでに販売している二輪の「BENLY e:」シリーズとあわせ、交換式バッテリーを使用した法人向けビジネス用電動バイクのひとつとして展開されます。

【了】

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