日本じゃ異色!? ターボプロップ貨物専用機「ATR 72-600F」フェデックスへ どう使うのか
旅客型はJACやHAC、天草エアラインで飛んでますよね。
ヨーロッパの航空機メーカーATRは現地時間2020年12月16日(水)、アメリカに拠点を構える世界最大級の貨物専用航空会社フェデックス・エクスプレスに、初の貨物専用リージョナルターボプロップ機「ATR 72-600F」を納入したと発表しました。
ATR 72-600Fは、旅客型のターボプロップ機、ATR 72-600の貨物専用型で、2020年9月16日に初飛行。貨物重量9t、貨物積載量75立方メートルの貨物スペースを持ちます。ATRによると、ATR72-600Fには、フェデックスの求める要件を満たすために、同社が培ってきた知見が数多く取り入れているとのこと。市場環境が変化し、Eコマースが拡大する中、同社の専用モデルは「世界の郊外地域間を結ぶ最適な手段」とアピールしています。
フェデックスは、2017年にATRと貨物専用機を確定発注30機、オプション20機の契約を締結しています。
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