巨大モンスター機が次々と… 2020年「第一線から退いた」旅客機3選 コロナ禍も関係

ボーイングの巨大機シリーズも次々に……

 エアバスの巨大機といえばA380ですが、一方ボーイングが手掛ける巨大機「ジャンボジェット」こと747シリーズも、コロナ禍の大きな影響を受けたモデルです。

 7月末、747シリーズの最終モデル「747-8」についてボーイングは、2022年をもって生産を終了すると発表。1970(昭和45)年に就航開始した同シリーズの歴史が、これにより幕引きとなりました。この生産終了は、新型コロナの影響で当初の計画より早められたものです。

「747-8」は、貨物型も多いことから、まだ退役が相次いでいる状況ではありませんが、747-8のひとつ前の世代で、かつてJAL(日本航空)やANAでも導入されていた旅客型の「747-400」については、まさに退役ラッシュといった状況。たとえばカンタス航空(オーストラリア)、ブリティッシュエアウェイズ(イギリス)などでは、同モデルがコロナ禍により前倒しで退役になっています。

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ブリティッシュエアウェイズのボーイング747-400型機(画像:ブリティッシュエアウェイズ)。

 JALやANAで、「ジャンボ」の後継となった巨大双発機「ボーイング777」も、コロナ禍の影響を受けて最前線から退くことになったモデルのひとつでしょう。とくに先述の国内航空会社2社は、ボーイング777を国内幹線や国際線の主力機材としてきましたが、コロナ禍で事業計画の見直しを余儀なくされ、同モデルの退役数を大幅に増やしています。

 なお、777の退役が早められたのは、日本だけではありません。たとえば、アメリカのデルタ航空では、2020年10月に同モデル計18機すべてを退役させています。

 ただし、その将来設計は先述のA380、ボーイング747とは少々異なるようです。777の場合、最新シリーズの新たな派生型「777X」が2020年に初飛行を完了済み。ANAも、コロナ禍で受領延期としているものの、将来的に777Xを導入する方針とのことです。

【了】

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