巨大モンスター機が次々と… 2020年「第一線から退いた」旅客機3選 コロナ禍も関係

新型コロナ禍の打撃を大きく受けた航空業界では、「飛行機の使い方」にも大きな変化が生じました。とくに多くみられたのが、客席数の多い大型機が第一線を退く兆候です。どのようなモデルが対象になったのでしょうか。

退役だけでなく「レストラン」や遊覧にも使われるA380

 2020年は世界中で新型コロナウイルスが流行し、これにより航空業界も大きな打撃を受けました。旅客需要が大幅に減ることになったことから、航空会社「飛行機の使い方」にも変化が生じています。

 とくに、タイプや客席仕様によっては、500を超える座席を配することのできるような大型機が、第一線を退く兆候が見られる年となりました。どのような飛行機が対象となったのでしょうか。

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ANAのA380型機「フライングホヌ」(2020年、乗りものニュース編集部撮影)。

 コロナ禍の影響を真っ先に受けた旅客機といえば、総2階建ての胴体をもつ超巨大旅客機、エアバスA380型機でしょう。2007(平成19)年にデビューした比較的新しいモデルといえますが、売れ行きも好調とはいえず2019年に生産終了を発表済み。ここに追い打ちをかけたのが、コロナ禍です。

 たとえばANA(全日空)では同モデルを「フライングホヌ」と名付け「ウミガメ」の特別塗装を施し、成田~ホノルル線専用機として2機をすでに投入。2020年内に3号機もデビュー予定でした。ところがコロナ禍で、2機とも3月から定期便投入を外れ、3号機も納入延期となっています。また、エールフランス航空などでは当初の計画を前倒しする形で、2020年6月に全10機を退役させています。

 ただ、そのインパクトの強い見た目から、本来の定期便ではない使い方もされているようです。ANAのA380は現在も多くの日は成田空港で翼を休めながら、8月からはおおよそ月に1回のペースで、遊覧チャーターフライトという形で旅客を乗せています。また、シンガポール航空では、A380型機を「レストラン」として、地上に駐機したまま機内食を提供するイベントを実施しています。

レストランと化したA380 機内の様子は…?

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