道産子の涙腺崩壊不可避! 「AIRDO初号機」がツイートした最後の「隠れメッセージ」とは

記者の涙腺も崩壊しそうになりました。

25回のツイートで「惜別」のメッセージ

 北海道を拠点とする航空会社、AIRDOから2021年1月20日(水)をもって退役した初号機「JA98AD(機種:ボーイング767-300ER)」。

 22年間同社で飛んだこの初号機を“擬人化”するようなスタイルで、退役まで、そして退役後の様子などをリポートする、臨時Twitterアカウント「AIRDO初号機退役プロジェクト」が1月29日(金)、ラストフライトとなる回航を終えたのち、「一旦、一区切り。これからはゆっくりと休ませてもらうね」と投稿しました。

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AIRDO初号機「JA98AD」(2020年1月20日、乗りものニュース編集部撮影)。

 同アカウントは同じツイートで、続けて次のようなメッセージを発信しています。

「そうそう、私の隠れたメッセージに気付いてくれたかな?これまでのツイートの1文字目を順番に振り返ってみてね!」

 このアカウントのツイート数は25。それらの1文字目をつなげると「2」「2」「年」「あ」「リ」「が」「と」「う」「私」「の」「心」「は」「こ」「れ」「か」「ら」「も」「エ」「ア」「ド」「ウ」「と」「共」「に」「!」。

 つまりアカウント開設からこれまでの投稿を通して、「22年間ありがとう。私の心はこれからもAIRDOと共に!」というメッセージをフォロワーにむけ送っていたのです。

 この計らいに「泣いた」「スゴいメッセージ」「感動しました」「新しいタテ読み」などといったリプライが寄せられています。

 この初号機は、1998(平成10)年に新千歳~羽田線で運航を開始。総飛行時間は6万119時間30分、総離着陸回数は4万8270回で、地球約1079週分の距離を飛びました(データは2021年1月19日のもの)。

【了】

【もう乗れない…】AIRDO初号機「定期便ラストフライト」を動画で見る

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コメント

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1件のコメント

  1. ありがとうございます。これは貴重な映像になりますね。
    ※自分(名無し)よりお知らせとお詫びについて
    これまで自分の記事の最初の文言で「了様ありがとうございます」とありますが、投稿者様からの御指摘にあり、文末の「了」を「終了」の略の止め表記のところを自分は、指摘されるまで、乗り物ニュースの編集長様(多分○○[苗字]了氏)の止めサインと今の今まで思っており、人名(編集長様)として勘違いして使用していました。御指摘頂いた方にお礼をすると共に、乗り物ニュース関係者様や投稿者様に戸惑いと御迷惑をお掛けした事をお詫びもうし上げます。