北海道新幹線 GWも青函TNで「時速210km運転」 東京~新函館北斗最速3時間54分
年末年始に続き、最高速度を50km/h引き上げます。
最高速度を50km/h引き上げ
JR北海道は2021年3月18日(木)、北海道新幹線の青函トンネル内で、ゴールデンウイーク期間に時速210km運転を行うと発表しました。
青函トンネルで新幹線が高速走行を行うのは、直近の年末年始に続いて2度目。通常は時速160kmで運転していますが、この期間は時速210kmに引き上げます。
これにより、所要時間は3分短縮され、東京~新函館北斗間は3時間54分となります。
区間は青函トンネル内の上下線、約54kmです。実施期間は5月3日(月)~6日(木)の4日間で、始発列車から、奥津軽いまべつを15時34分に到着する「はやぶさ34号」までの列車の、上下線各7本が対象です(4日、5日のみ臨時「はやぶさ9号」も含む)。
なお、所要時間が短縮されることにより、一部列車で駅の発着時刻も変更されます。また、新函館北斗駅で新幹線に接続する「はこだてライナー」のほか、快速エアポート、千歳線・室蘭本線・函館本線の一部列車で、時刻の変更が行われます。
JR北海道は北海道新幹線の札幌~東京間を、最速4時間半で結ぶことを目指しています。特に新函館北斗~札幌間を320km/hで運転できるよう、防音壁や高架橋の強化などの追加工事を同社負担で行うとしています。
【了】
※一部修正しました(3月18日17時15分)。
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