日本初「次世代バイオ燃料」をGSで一般販売 従来燃料と同品質・同価格で世に問う
国産の「次世代バイオ燃料」が初めて市中のガソリンスタンドで一般販売。従来燃料と同品質、かつ、同価格での提供です。排食用油とミドリムシで精製され、CO2削減の一手となることが期待されています。
品質は同等 従来燃料と混ぜてもOK
ユーグレナ社が製造する、排食用油と微細藻類ユーグレナ(和名ミドリムシ)からつくられたバイオ燃料を配合した次世代燃料の一般販売が、2021年4月9日(金)から3日間、東京のガソリンスタンドで行われます。ミドリムシ入りバイオ燃料の一般販売は、日本で初めてのことです。
場所は東京都葛飾区の水戸街道(国道6号沿い)にある「セルフかつしか6号店」。スタンド内で提供される軽油とハイオクが、全て「バイオディーゼル」「バイオハイオク」となっていました。価格は従来の燃料と全く変わらず、ふだんと同様に給油できます。
今回提供されているバイオディーゼルは、通常の軽油に植物由来であるユーグレナ社のバイオ燃料が10%配合されており、CO2(二酸化炭素)の排出量を従来より10%削減できるといいます。品質については、法令やJIS規格に照らして従来の軽油と同等だと認められているそうです。
なお、「バイオハイオク」については、バイオディーゼルの製造過程でできるバイオナフサを活用した燃料を、通常のハイオクガソリンに3%混ぜたものだそう。ライフ白銅の山田広太郎社長によると、スタンドの地下タンク内に貯蔵している従来燃料と混ぜても、またそのあとに従来燃料を継ぎ足しても、全く問題ないといいます。
いきなりセルフとはよほど自信があるのでしょう
うわっ
リッター10,000円ですか。 ミドリムシ育てるのって結構たいへんなのですね。
めげずに低コスト化への研究開発がんばってください。