JTAの「首里城特別デザイン機」約15か月で運航終了へ 4月20日に特別塗装での最終便
RACのプロペラ機「ボンQ」のやつもありましたな。
2020年1月デビュー
JAL(日本航空)グループで沖縄を拠点に構える航空会社JTA(日本トランスオーシャン航空)が2021年4月20日(火)をもって、特別塗装機「首里城特別デザイン機」の運航を終了しました。JTAの公式Twitterが、これを明らかにしています。
「首里城特別デザイン機」は2020年1月29日にデビュー。JTAのボーイング737-800型機(機番:JA08RK)の胴体後部に、首里城のイラストと「希望」の文字が描かれています。このデザイン機は2機体制で、同グループの地域航空会社、RAC(琉球エアーコミューター)で運用されているターボプロップ機、DHC8-Q400CC型機「JA81RC」のドア部分にも、同様の塗装がされていました。これらは、2019年10月31日未明に発生した首里城火災で琉球王国時代から伝わる貴重な収蔵品の多くが消失したことをうけ、同施設の再建支援の一環で導入されたものです。
航空機追跡サイト「フライトレーダー24」によると、JA08RKは、20日のNU47便(中部発那覇行き)で那覇に到着して以来、数日間フライトがない状況が確認でき、この便が「首里城特別デザイン機」での最終便となったようです。JTAの公式Twitterは、「JALグループはこれからも沖縄のシンボルである首里城の再建を応援しています」とコメントしています。
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