「パトルイユ・ド・フランス」曲技飛行チーム『星の王子さま』75周年記念デザインを披露

2020年は、サン=テグジュペリの生誕120周年でもありました。

偉大なる先輩パイロットへの敬愛も

 フランス航空宇宙軍は2021年5月5日(水)、曲技飛行チーム「パトルイユ・ド・フランス」が同軍トップのフィリップ・ラヴィーン参謀総長の前でデモンストレーション飛行を行い、2021年シーズンの幕が開けたと発表しました。

 そのなかで、今シーズンの最大の目玉として披露したのが、同チーム使用機の尾翼に付け加えられた小説『星の王子さま』の挿絵を模したイラストと、作者であるサン=テグジュペリの横顔です。

 これは『星の王子さま』が、フランス版発刊75周年を記念して行われたもので、版権を管理するサン=テグジュペリ財団との取り決めのもと、デザインされているといいます。

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「パトルイユ・ド・フランス」が使用するトリコロールカラーの「アルファジェット」練習機の尾翼に加えられた『星の王子さま』のイラストと作者サン=テグジュペリの横顔(画像:フランス航空宇宙軍)。

 なお、作者のサン=テグジュペリ自身もパイロットで、第2次世界大戦ではフランス空軍の飛行教官を務め、アメリカに亡命したのち自由フランス空軍へ志願し、大戦後半の1944(昭和19)年7月31日に地中海上空を飛行中、行方不明に。2000年代初頭に彼の乗機がマルセイユ沖の海中で見つかり、戦死が確定しています(享年44歳)。

 今回のスペシャルマーキング機の披露に伴い、フランス航空宇宙軍は公式Twitter(ツイッター)上で、当該部分の写真とともに「偉大な飛行士であり、かつ作家であったアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ指揮官の記憶と、作品に込めた価値観を再び啓蒙します」とコメントしています。

【了】

【写真】フランス国旗の3色をまとった「アルファジェット」

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