ザーザー雨でも汚れが流れない… 今年は車に不利? 黄砂シーズンと重なった梅雨

黄砂はどう影響?

――黄砂は影響しているのでしょうか?

 黄砂自体は本来、雨で流れますし、乾けば毛バタキで取れます。ただ、もともとの鉄粉やシミ、ボディ表面の紫外線による劣化でできた凹凸に黄砂が溜まっていき、ほかの汚れと同様に流れにくくなっていくのです。

――梅雨にキレイな状態を保つ秘訣は何でしょうか?

 こまめな洗車が第一ですが、ボディをツルっとさせておくことでしょう。何度も洗車する余裕がないという人は、ボディに付着した鉄粉やシミを落とすことがオススメです。

Large 210527 kosa 02
鉄粉が多く付着したクルマ(画像:Payon Yanawong/123RF)。

 ボディ表面を触って、何かザラザラするのは、鉄粉が乗っているのが原因である場合がほとんどです。ガソリンスタンドなどでも依頼できるほか、鉄粉取りのスプレーなどでも、ある程度はきれいにできるでしょう。

※ ※ ※

 雨は酸性、黄砂はアルカリ性であり、本来ならボディ表面に付着しても雨が降れば中和され、シミにはならないといいます。鉄粉など他の汚れを落とし、ボディをきれいに保っておくことが、雨の多いシーズンを乗り切ることにつながるようです。

【了】

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

1件のコメント

  1. 黄砂と言うかそもそも雨水自体が汚い。