世界最大モンスター機を真上から見たら… 「アントノフAn-225」レア動画公開 宇宙船載る想定
ありがとうアントノフ公式さん!!!
開発経緯から凹凸胴体に
アントノフ航空の公式Twitterが6月15日(火)、輸送機An-225「ムリヤ」の胴体上部や機内の様子を、動画で公開しています。
An-225は、旧ソビエト連邦のアントノフ設計局によって、ソ連版スペースシャトル「ブラン」の輸送のため開発されました。「世界最大の航空機」としてのギネス記録をもつ640tの最大離陸重量をもつほか、全長は84m、全幅は88.74mの規格外の大きさを持つ飛行機です。
当初の開発目的であった「ブラン」計画はソ連崩壊にともなって頓挫したものの、An-225はその後、貨物輸送のために使われることになりました。
ただ、「ブラン」を背負うように胴体上部に載せて運ぶために設計されたことから、さまざま工夫が凝らされています。胴体上部が凹凸のある特徴的な形状をしているのも、そのひとつです。
動画は早送り形式で約12秒。前半は特徴ある胴体上部を後ろから前へ沿うように進み、後半はその貨物室内部の様子を撮影しています。
【了】
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