スターフライヤー 23年就航予定「A320neo」にWi-Fi搭載の新仕様導入へ 従来との違いは?
国内航空会社で「単通路機初」の仕様とのことです!
2023年1月デビュー予定
ヨーロッパの航空機メーカーエアバスは現地時間2021年6月29日(火)、北九州を拠点とする航空会社スターフライヤーがA320neoを最大合計で5機導入し、エアバスの最新客室「エアスペース(Airspace)」を採用したと発表しました。新仕様を搭載したA320neoの就航は、2023年1月の予定です。
A320をはじめとする単通路機で、「エアスペース」の客室仕様を導入する国内航空会社は、スターフライヤーが初といいます。この仕様は、同クラスの航空機の中で最大級の頭上手荷物棚の装備、抗菌加工も施された最新の化粧室、客室幅を広くする新しい壁面パネルなどを搭載します。
スターフライヤーによると、A320neoの座席の仕様については「開発中」とのことですが、同機については、従来機で全席に配置していたシートバックモニターを廃止し、最新の高速Wi-Fiサービスを提供するとのこと。「アフターコロナでもお客様に選ばれ続けるため、客室仕様や各種機内設備などを見直し、お客様にとってより快適な機内空間となるよう隅々まで工夫を施しました」としています。
スターフライヤーでは、これまで従来型のA320シリーズ「A320ceo」を使用。A320neoを導入するのはこれが初めてとなります。A320neoは、エンジンに新型のものを搭載したタイプで、従来機とくらべて、燃費効率を約20%改善し、年間運航コスト、整備コストを削減するほか、騒音も約50%低減されるとのことです。なお、これらのA320neoは SMBC アビエーション・キャピタルからリースでの導入となります。
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