コスパ最強と叫びたくなる国際線LCC「上位クラス」3選 充実の飲食やフラットシートも
日本発着の国際線を運航するLCCのなかには「ビジネスクラス」に相当する、上位クラスの座席を配する会社があります。そのコストパフォーマンスもさることながら、各社独自の強みもある、3社をまとめました。
「フルフラット」席も LCCの特徴的な「上位クラス」とは?
日本を発着する海外拠点の国際線LCC(格安航空会社)のなかには、普通席のほか、フルサービスキャリアでいえば「ビジネスクラス」に相当する、上位クラスの座席を備える機を運航しているところがあります。
もちろん、普通席より多くの運賃を支払う必要はあるものの、それでもフルサービスキャリアのエコノミークラスと同じ程度、場合によっては下回ることもあります。それでいながら、ビジネスクラス相当のゆったりした作りをしており、そのコストパフォーマンスの高さで、各社ともに人気が高いそうです。日本に就航し、特徴的なサービスを提供している3社をまとめました。
やはり横になれるのは楽チン エアアジアXの「プレミアムフラットベッド」
アジア最大のLCCシェアをもつエアアジアグループで、マレーシアに本拠を構えるエアアジアX、およびその別拠点会社のタイ・エアアジアX、インドネシア・エアアジアXで運航されているエアバスA330型機には、12席の上位クラスが配されています。
その最大の特徴は、まるでフルサービスキャリアのビジネスクラスのように、横になれる座席の仕様でしょう。このことからか「プレミアムフラットベッド」と呼称されています。
機内モニターは搭載されていないものの、このクラスの利用者には無料でタブレット端末の貸し出しを行っています。またドリンクはミネラルウォーター、もしくは食事時にコーヒーと簡素化されていますが、通常有料である機内での軽食も1食サービスされます。
特にこのシートの人気が高いという、エアアジアXの羽田発クアラルンプール行きの場合、2020年4月15日時点における同年9月1日出発便の片道運賃は、普通席が1万3050円のところ、「プレミアムフラットベッド」は4万2050円です。
ジェットスターの「ビジネスクラス」設定は日本豪州線だと親会社カンタス航空やJALといったFSCのコードも載ってるからかと思うんですが、その辺りどうなってるんですかねー。