鉄道係員への暴力 2020年度は大きく減少 緊急事態宣言中は特に減少 飲酒と相関関係
4月と1月に特に少ない、ということは……。
緊急事態宣言や外出自粛要請 テレワークの広がりなど背景
日本民営鉄道協会とJR旅客各社などが2021年7月5日(月)、2020年度の鉄道係員に対する暴力行為の件数・発生状況について発表。2019年度に比べ、発生件数がおよそ3分の2に減っていることが明らかになりました。
2019年度は、鉄道会社36社局で581件発生していましたが、2020年度は37社局で377件。204件、約35%の減少になっています。
2020年度の鉄道係員に対する暴力の減少理由について、緊急事態宣言や外出自粛要請、テレワークの広がりなどから、鉄道の利用者が大きく減っていることが挙げられています。
また、緊急事態宣言が発生された4月と1月に発生件数が少なく、暴力行為と飲酒に相関関係が見られるとのこと。
日本民営鉄道協会と各社局は「暴力行為は絶対に許されないこと、暴力行為に対して鉄道業界全体が結束して、毅然とした態度で対応することを強く訴えてまいります」としています。
【了】
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