「海の上のジャンクションへの高速」全線4車線化へ! 長年“先送り”だった整備が再始動 完成はいつ? 広島高速

広島高速道路の整備計画が変更されました。長らく暫定2車線だった高速2号線の4車線化などが盛り込まれました。

長年の「先送り」事業が再始動

Large 20260225 01

拡大画像

広島高速2号線と3号線、海田大橋、広島呉道路が海上で交わる仁保JCT。ここに通じる2号線の完全4車線化が図られる(画像:PIXTA)

 広島高速道路が2026年2月、整備計画の変更を行いました。今回の変更では、これまで暫定2車線で供用していた高速2号線の4車線化と、整備が先送りされていた東雲(しののめ)IC南向きランプの整備が追加されました。

 2号線は山陽道に通じる広島高速1号線の温品JCT以南、3号線と海田大橋、広島呉道路が海上で交わる仁保JCTまでの区間です。うち、東雲ICから仁保ICまでの間は暫定2車線の高架道路となっています。

 広島高速道路の整備計画は、1997(平成9)年9月に当初の許可を受けて以来、今回で8回目の変更となります。このうち、2006(平成18)年2月の第2回変更では、初期投資額の削減とネットワーク化を優先するため、高速2号線の一部区間が暫定2車線で整備され、東雲南向きランプなどの整備は先送りとなっていました。

 その後、広島駅周辺の都市機能の集積や、2号線に通じる国道2号「東広島バイパス」などの整備が進展したことを背景に、アクセス強化の必要性が高まっているといいます。2020年1月には、同じく先送りされていた高速2号線と5号線の連結路整備が追加されており、今回の変更はそれに続くものとなります。広島駅北口から温品JCTを直結する新路線となる5号線も、開通間近の状況です。

 高速2号線の4車線化と東雲IC南向きランプを追加する整備計画の変更に伴い、事業費は320億円増額の4810億円に。また、これらの整備事業が追加されたことで、全体の完成予定年度はこれまでの2028年度から2037年度へと変更されました。

 なお、この広島高速道路の収支見通しについては、2014(平成26)年7月の換算起算日から53年2か月間の料金収入で償還できる見込みだとしています。

【やっとかい!!】これが「広島高速の4車線化する」区間です(地図/写真)

最新記事

コメント