北近畿~山陰直結へ前進中「豊岡道路」最初のトンネルが貫通 市中心部まで先行開通へ

未事業化区間は残り15km!

まずは豊岡市内直結を目指して工事中

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貫通した戸牧トンネル(画像:国土交通省)。

 国土交通省近畿地方整備局 豊岡河川国道事務所は2021年7月29日(木)、北近畿豊岡自動車道のうち、北方向に延伸事業が進められている「豊岡道路」のうち、最初のトンネルである戸牧(とべら)トンネルが28日に貫通したと発表しました。

 北近畿豊岡道は、舞鶴若狭道の春日JCT(兵庫県丹波市)から兵庫県の丹波および但馬地域を貫き豊岡市までを結ぶ約73kmの道路で、現在、但馬空港ICまでが開通済みです。将来的には豊岡北JCT(仮)で山陰近畿自動車道と連絡し、大阪方面から鳥取、島根までの山陰ルートが全て高規格道路でつながる構想となっています。

 北近畿豊岡道の「フロンティア」となっている豊岡道路は、一期区間として但馬空港IC~豊岡IC(仮)間の2.0kmが2024年秋の先行開業に向けて事業中。開業すれば、京阪神地区から但馬空港だけでなく、豊岡市中心部へのアクセスも向上します。

 その先の二期区間(豊岡IC(仮)~豊岡北JCT・IC(仮))も事業中です。さらに北の山陰近畿自動車道「竹野道路」豊岡北JCT(仮)~竹野IC(仮)も2021年度に事業化決定。関西~山陰直結まで、残る未事業化区間は竹野~佐津間の約15.1kmのみとなっています。

【了】

【山陰直結まであとわずか! 計画ルート図を見る】

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コメント

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1件のコメント

  1. 鳥取〜京都北部の山陰はミッシングリンクになっているのでこの区間の高速道路の整備は大事だと思います
    ただ人口が少ないので整備の遅さはしょうがないかな…
    それより道路が整備されればこの区間の山陰本線はいよいよお役御免になってしまいそうです…