「黒塗りベンツ」イメージ脱却あの手この手 輸入車メーカーのだいぶラフなエンタメ戦略
仮面ライダーにメルセデス!?
こうした動きと連動してか、映画の世界でも変化が起こっています。これまでメルセデスは『007』のボンドカーを始め、『ダイハード』や『ジュラシックパーク』など数々のタフガイの相棒を務めてきましたが、ついに仮面ライダーの相棒になりました。2014(平成26)年放送『仮面ライダードライブ』の劇場版に、未来から来た敵ライダーのスーパーマシンとして「メルセデスAMG GT」が車両提供されています。
フルラッピングされた未来的なビジュアルと劇中での活躍は、これまで接点がなかった子どもたちへのアピールとなりました。この車両提供について、メルセデス・ベンツ日本は「新しいお客様との出会いの機会を作るためのサプライズのひとつ」だとコメントしています。
エンタメ分野以外でも、イベントで“ラーメン”、六本木や羽田空港のメルセデス ミーで“肉そば”を提供するなど、自動車メーカーらしからぬ特異な活動を繰り広げ、かつての“とっつきにくい高級車”のイメージから脱却しつつあるのです。
また、同様の動きはBMWでも。2019年には新型1シリーズのテレビCMなどで、外国人による実写版の『天才バカボン』をテーマにしたり、2020年の新型2シリーズ グランクーペのPRではビデオゲーム「パックマン」とコラボしたりしています。
【了】
「ごきげん、ワーゲン」のCMにVW本社が難色を示した、なんて話もありましたがね…