「北の小さいスゴイ奴」も残り1機へ HACのターボプロップ機「サーブ340B」初号機 退役日決定

「JALグループで一番小さい旅客機」も残りわずか…。

残り1機に

 JAL(日本航空)グループのHAC(北海道エアシステム)が保有するターボプロップ旅客機、「サーブ340B(SAAB340B-WT)」の1号機(機番:JA01HC)の計画運航最終日が、2021年9月6日(月)に決定しました。

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HACのサーブ340B-WT「JA01HC」(乗りものニュース編集部撮影)。

 HACのサーブ340Bの1号機は、1998(平成10)年に路線投入され、以来23年間運航されてきました。現在HACでは使用する旅客機を、サーブ340Bから、ATR42-600へ更新する作業を順次進めています。1号機の退役でHACに残るサーブ340Bは、2号機(機番:JA02HC)のみとなります。ちなみにサーブ340Bの席数は36。JALグループではもっとも席数の少ない旅客機です。

 HACによると6日のJL2753便(札幌丘珠16時00分発→函館16時40分着)、JL2752便(函館17時10分発→札幌丘珠17時50分着)が、サーブ340B 1号機の最終運航となるとのこと。対象便の利用者には、出発空港で記念品が贈呈される予定です。

【了】

【実は札幌市内!】HAC拠点の丘珠空港 館内の様子

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