パンタを異様に縦長にして走る電車 もはや「ひし形」とは呼べぬ…なぜ?

なぜそんな高い位置に架線を? その理由は…

 なぜそんな高い位置に架線が張られているのか、動画を投稿したJR四国ワープ新居浜営業所の公式ツイッターアカウントは、「実はこの踏切は東予の伝統文化、太鼓台(お神輿)が通ります。予讃線でも一部区間で架線高を高くして安全を保っているそうです」と理由を説明しています。

Large 210901 panto 02
JR四国の7000系電車(恵 知仁撮影)。

 お神輿が踏切を通過するときに安全を保てるよう、架線が高い位置にされているため、パンタグラフが異様に縦長になっている、というわけです。

 ちなみに埼玉県を走る秩父鉄道では、秩父夜祭で山車が踏切を通過するとき、一時的に架線を外しています。

 また貨物駅でも、フォークリフトを使った荷下ろしをする関係から架線が特に高く張られ、電気機関車のパンタグラフが異様に縦長になっていることがあります。

【了】

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

3件のコメント

  1. 縦長でも横長でもひし形はひし形ですから「(縦長だから)ひし形とは呼べぬ」という文言は理屈がおかしいでしょう。
    インパクトのある見た目を強調したいのは分かりますし、短い編成から縦長のパンタがひょろりと持ち上がるさまは確かにとても面白いとは思いますが……。
    ※そもそも摺り板や台座に二点で接しているのでひし形ではなく六角形だろう、という話もありますがややこしくなるので割愛

  2. 追従型広告やめてください

  3. ジャカルタ近郊の踏切に(もうないかもしれないが)二階建てバスが通る可能性があるから、パンの上昇限度は高めにとられていると都営6000導入の頃の物の本に書いてあったな…