群馬県の新防災ヘリAW139運用スタート 愛称「はるな」を継承
2代目「はるな」の運航が始まりました。
新型機配備により3年ぶりに緊急運航を再開
群馬県は2021年9月8日(水)、新たに導入した消防防災ヘリコプター「はるな」の就航式を、前橋市にある群馬県防災航空センターで行いました。
群馬県は2018年8月10日に起きた先代「はるな」の墜落事故により、防災ヘリコプターの運航を停止していました。その後、安全管理体制を強化するとともに、ヘリを実際に運用する県防災航空隊の組織を再編し、群馬ヘリポート内に「群馬県防災航空センター」を新設することで、新型機の導入と運航再開を迎えています。
新しく導入されたのはイタリアの航空機メーカー、レオナルド製のAW139で、愛称は初代と同じく「はるな」と命名されています。事故の教訓から、自動操縦装置(オートホバリングシステム)や空中衝突防止警報装置、対地接近警報装置、フライトレコーダーなどを搭載し、安全性を強化したのが特徴とのこと。
なお、AW139は海上保安庁や全国の警察、国土交通省などで導入運用されているほか、自治体の消防防災ヘリコプターとしても多数採用されています。
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