実用化近い!?「空飛ぶクルマ」日本初の型式証明へ 航空法に基づく審査始まる

2025年のサービス開始を目指します。

2008年から官民連携で環境整備が進む

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SkyDrive社が開発する「空飛ぶクルマ」の試験機(画像:SkyDrive)。

 国土交通省は2021年10月29日(金)、日本初となる「空飛ぶクルマ」の実用化に向け、SkyDrive社(東京都新宿区)が開発する機体の型式証明申請を受理したと発表しました。

 型式証明は、航空法に基づき、機体の設計が安全性や環境への基準に適合しているかを国が審査・検査するものです。

「空飛ぶクルマ」は次世代の航空モビリティとして期待が高まっており、政府でも実用化に向け「空の移動革命に向けた官民協議会」を設置し「空の移動革命に向けたロードマップ」を作成、法制度を含めた環境整備に取り組んでいます。

 今回申請が行われたSkyDrive社製の「空飛ぶクルマ」は、愛知県豊田市を拠点に2018年から開発が進められています。2020年8月に試験機「SD-03」を用いて有人飛行試験に成功。水平プロペラ8基でホバリングと水平移動を行います。サイズは自動車と同程度で、バッテリーにより駆動します。

 SkyDrive社はビジョンとして「『100年に一度のモビリティ革命を牽引する』をミッションに、『日常の移動に空を活用する』未来を実現する」と話します。今後、型式証明の完了を経て、2025年めどに大阪ベイエリアでサービス開始を計画していると発表しています。

【了】

【まさに近未来「空飛ぶクルマ」の飛行風景を見る】

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コメント

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1件のコメント

  1. クルマが空を飛んだらクルマではない。
    飛行機だ