高速バス新路線「八潮~草津温泉」12月登場 珍要素いろいろ ベンチャー17年越しの夢

路線も珍だが車内サービスも珍珍珍!

兼業農家が高速バス事業に進出!

 つくばエクスプレスの八潮駅(埼玉県八潮市)と、群馬県の草津温泉を結ぶ高速バスの新路線が2021年12月24日(金)から運行を開始します。八潮発着の路線も珍しいですが、運行バス事業者や車内サービスも、かなり珍しいものです。

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高速バス「Dts line八ッ場・草津温泉号」イメージ(画像:Dts creation)。

 運行事業者は八ッ場・草津温泉地域発のベンチャー企業である株式会社Dts creationです。八潮駅東のバス停を出ると、東京都心は経由せずに群馬へ。道の駅八ッ場(やんば。一部便は通過)、草津温泉バスターミナルを経由し、草津温泉スキー場まで向かいます。草津温泉スキー場への直通高速バスは全国初だそうです。

 さらに、車内でDts社が企画・監修したスマホ農業ゲーム「恋する農園トミーファーム」のミニゲームをプレイして、ランキング上位者になると、冬は干し芋、夏はホワイトとうもろこしなど、実際の自家製野菜がもらえるという特典付きです。このようなサービスを展開するのには、同社の生い立ちが関係しています。

 Dts社は17年前、大手高速バスドライバーをしていた代表と専務が地元である八ッ場、草津にUターンして20代で立ち上げた会社。当初から、高速バスを走らせたいという思いがあったといいます。

 しかし高速バス事業を始めるには莫大な資金が必要なことから、兼業農家として「トミーファーム」を立ち上げ、野菜をインターネットで販売。農業事業のほか、旅行業、貸切バス会社のコンサルタント業を手掛けているといいます。そうしたなか、“ゲームで野菜を上手に育てると、実際に野菜が送られてくる”というスマホゲーム「恋する農園トミーファーム」を企画・監修したそう。これを今回、高速バスの車内サービスに取り入れたというわけです。

 17年越しの夢をかなえ運行を開始する高速バス「Dts line八ッ場・草津温泉号」は、片道運賃2000円~3500円。12月24日(金)から3月31日(木)までの期間は、八潮駅9時発の通常便に加え、日帰りスキーも可能な八潮駅7時発のスノーライナーを増便運行するということです。

【了】

【画像】新高速バスの時刻表ほか

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